カルメ焼き

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浅草浅草寺の屋台でカルメ焼きを作る露天商

カルメ焼き(軽目焼、カルメやき)は菓子の一種。カルメラカルメラ焼きかるやきとも呼ばれる。いわゆる駄菓子の一種で、今日でもお祭縁日露店などで稀に見掛けることができる。直径は10cmほど、厚みは4~5cmほどの「の甲羅」に似た中央が膨らんだ楕円状の菓子である。発泡させたのようなモノでもあり、サクサクした歯応えと濃厚な甘さ、加えてカラメルのような砂糖の焦げた風味がある。

語源はポルトガル語の「甘いもの」(caramelo)による。作るには砂糖を融かす熱源と砂糖を融かす型、そして攪拌するための割り箸菜箸のような棒があればよい。材料は砂糖重曹(膨らし粉)である。

作り方は単純で、ザラメまたは赤砂糖(三温糖)に少量の水を加え加熱して融かし、125℃になったら重曹を加えて手早くかき混ぜ、炭酸ガスで発泡したところで、冷やしながら軽石状に固めたものである。古くは重曹の代わりに卵白を用いていた。ただ、砂糖と水の分量や、火から下ろすタイミング次第では失敗することがある。冷やす際には、水に濡らしたタオルの上に形を押し当てながら、溶けた砂糖が発泡状態のまま固まるようにさせる。

金属(銅が有名)製おたまと白砂糖・割り箸とガスコンロを使って作ることが可能であり、重曹(炭酸水素ナトリウム)の熱分解を示す学校教材として紹介している理科教科書があるほか、教科書の記述に連動した教材キットが市販されている。

また、同様の材料、作り方で形を四角く作ったものは、その形をこたつに見立てて「おこた」と呼ばれる事がある。

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