カイヅカイブキ
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カイヅカイブキ | ||||||||||||||||||||||||
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![]() カイヅカイブキ
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分類 | ||||||||||||||||||||||||
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学名 | ||||||||||||||||||||||||
Juniperus chinensis L. 'Kaizuka' | ||||||||||||||||||||||||
シノニム | ||||||||||||||||||||||||
Juniperus chinensis var. torulosa, Sabina chinensis 'Kaizuka'[1] | ||||||||||||||||||||||||
和名 | ||||||||||||||||||||||||
カイヅカイブキ、カイズカイブキ |
カイヅカイブキ(貝塚伊吹、学名:Juniperus chinensis 'Kaizuka')は、ヒノキ科ビャクシン属の小高木。ビャクシンの栽培品種。枝が巻き上がるように生育する。
概要[編集]
原産地は中国、日本。漢名を「龍柏」といい、中国では山東省以南の各都市で広く植樹されており、台湾、香港でも一般的。主に、春に挿し木や接ぎ木で増やす。
日当たりの良い砂地など、排水性の肥沃地が適する。浅根性である。低温には弱いが排気ガスに強く、公園の生け垣などにも用いられる。潮風にも強い。また、生長が早く剪定によって造形をするのにも用いられる。強く剪定したり樹勢が弱るとスギの葉に似た針状の葉を付けた枝を生じることがあるが、これは鱗片葉をもつビャクシン類には共通の特徴である。
ナシと近接して植えると赤星病を媒介するため、主なナシの産地には赤星病防止条例があり[2]、植栽規制と除去命令が制定されている。
地方公共団体の木[編集]
韓国のカイヅカイブキ[編集]
大韓民国済州特別自治道には、カイヅカイブキを学校の木と定めている例がある。しかしながら道内の左翼系の教育関係者らは、カイヅカイブキを日帝残滓として見做しており、伐採を求める動きがある[3]。
脚注[編集]
- ^ 米倉浩司・梶田忠 (2003-) 「BG Plants 和名−学名インデックス」(YList)
- ^
【赤星病防止条例のある自治体】
- 千葉県松戸市
- 千葉県八千代市
- 千葉県市川市
- 千葉県鎌ケ谷市
- 千葉県柏市
- 千葉県船橋市
- 千葉県白井市
- 埼玉県蓮田市
- 埼玉県春日部市
- 埼玉県白岡市
- 埼玉県久喜市
- ^ “学校のシンボル「カイヅカイブキ」は親日残滓、一斉伐採の危機”. 朝鮮日報 (019-06-07). 2019年6月8日閲覧。