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オトメユリ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
オトメユリ
オトメユリ
保全状況評価[1]
準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト
Status jenv NT.svg
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分類APG IV
: 植物界 Plantae
階級なし : 被子植物 Angiosperms
階級なし : 単子葉類 Monocots
: ユリ目 Liliales
: ユリ科 Liliaceae
: ユリ属 Lilium
: オトメユリ L. rubellum
学名
Lilium rubellum Baker[2]1898
和名
オトメユリ(乙女百合)
ヒメサユリ(姫早百合・姫小百合)

オトメユリ(乙女百合、学名:Lilium rubellum)はユリ科ユリ属の植物のひとつ。別名、ヒメサユリ(姫早百合・姫小百合)。自生している地域では、「オトメユリ」よりも「ヒメサユリ」で知られている場合が多い。

概要

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日本特産のユリで、宮城県南部、及び新潟県福島県山形県が県境を接する飯豊連峰吾妻山守門岳朝日連峰、周辺にしか群生していない貴重な植物。

高さは30-50cm程度。鱗茎は卵形で、葉は広披針形をしている。開花時期は6月から8月で、花は筒形で横向きに開く。花径は5-6cm程、長さは8cm程度。花は薄いピンク色で斑点がないのが特徴。ヤマユリほどではないが、花の香りは甘くとても濃厚である。尚、良く似たユリにササユリがあるが、オトメユリはおしべの先が黄色くなっているところで区別される。

ギャラリー

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絶滅危険度

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分布が限られ、生息域の一部において過度に採取されているため、 野生種は環境省レッドリストでは準絶滅危惧(NT)、宮城県で「絶滅危惧Ⅰ類(CR+EN)」、山形県で「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」、 福島県で「準絶滅危惧(NT)」、 新潟県で「絶滅危惧Ⅱ類(VU)」に指定されている[1]

準絶滅危惧(NT)環境省レッドリスト

Status jenv NT.svg
Status jenv NT.svg

第2次(1997年)の環境省レッドデータブックでは絶滅危惧IB類(EN)[1]

市町村の花

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以下の市町村の花となっている。

脚注

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  1. ^ a b c ヒメサユリ”. 環境省第5次絶滅危惧種検索. 2025年4月29日閲覧。
  2. ^ E. C. Stuart Baker (1864–1944; 鳥類学者) もしくはジョン・ギルバート・ベイカー (1834–1920; 植物学者)

外部リンク

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