アンソニー・シェーファー

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アンソニー・ジョシュア・シェーファー(Anthony Joshua Shaffer, 1926年5月15日 - 2001年11月6日)は、イギリス劇作家作家推理作家である。

推理劇『探偵スルース』が特に有名で、『ナイル殺人事件』など数々の映画脚本を執筆した。ピーター・シェーファーは双子の弟にあたる。

経歴[編集]

1926年5月15日にユダヤ系の両親の間に、リヴァプールにて生まれる。ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジで法学を学んだ後、弁護士や新聞記者として働き、やがて戯曲を書きはじめ、劇作家としての道を歩み出した。

シェーファーの最も有名な作品は1970年初演の戯曲『探偵スルース』(Sleuth)で、大評判となって1972年には自らの脚本で映画化され、ローレンス・オリヴィエマイケル・ケインが主演した。シェーファーは『探偵スルース』により、アメリカ探偵作家クラブ(MWA)から1971年にはエドガー賞の演劇賞を、1973年には同映画賞をそれぞれ受賞している。

シェーファーは戯曲のほか映画の脚本でも多くの業績を残している。アガサ・クリスティの作品『ナイルに死す』を映画化した『ナイル殺人事件』やヒッチコック・スリラーの『フレンジー』などである。

ミステリー好きとして知られ、戯曲にも色濃く反映されている。若いころは雑誌でミステリーの書評をしていたことがある。自身も弟ピーターとの合作ペンネームピーター・アントニイおよびA&P・シェーファーでミステリ長編を3作執筆している。

作品[編集]

『』内は邦題

戯曲[編集]

映画脚本[編集]

合作長編[編集]

  • 1951年 The Woman in the Wardrobe 『衣裳戸棚の女』
  • 1952年 How Doth the Little Crocodile?
  • 1955年 Withered Murder