アロハマンダラーズ

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アロハマンダラーズ
Aloha Mandalers
出身地 日本の旗 日本
ジャンル ハワイアン
メンバー 新山真理
(ウクレレ・ボーカル、司会進行役)
神田紫
(ウクレレ・ボーカル)
八代目春風亭柳橋
アコースティックギター、二代目リーダー)
春風亭傳枝
ベーススチールギター
桂夏丸
パーカッション・ボーカル
笑福亭希光
ベース
昔昔亭昇
(ギター)
九代目三笑亭可楽
フルート三線ボーカル、リーダー)
旧メンバー 三遊亭右紋
リードギター、サポート・指導役)
五代目三遊亭圓雀
バンジョー
三笑亭夢太朗
スチールギター
九代目春風亭小柳枝
ウクレレパーカッション・ボーカル、サブリーダー)

アロハマンダラーズ落語芸術協会会員によって構成されたハワイアンバンド

概要[編集]

元々は落語芸術協会会員のクラブ活動として行われていたが、2000年に定席興行である新宿末廣亭8月中席の昼の部の大喜利として演奏が披露された。この大喜利には生前の春風亭柳昇がゲストとして参加し、柳昇の伝手を頼って呼んだフラダンサーも華を添えての舞台が評判となり、以後は寄席の夏興行として定着した[1]

協会のイベント等で演奏することが多く、2018年からは毎年7月中席の浅草演芸ホールに場所を移し、昼の部の大喜利となった。メンバーの演奏だけではなく、日替わりゲストとして登場する協会員の歌や、華やかなフラダンサーの登場などで、場内は華やかな空気に包まれる。

メンバーのうち、初代リーダーの三笑亭可楽は高齢のため、体調を考慮しての隔日での出演(近年は出演していない状況)であり、 サブリーダーであった生前の春風亭小柳枝は2016年4月に脳梗塞で倒れて以降、本公演については体調次第で車椅子で出演していた[1]。また、生前の三遊亭右紋は協会内のもうひとつの音楽グループである「にゅうおいらんず」がメインで、こちらではサポートに徹していた。春風亭柳橋は当初はアロハマンダラーズのみの参加であったが、右紋没後の2014年「にゅうおいらんず」にも加入している。アロハマンダラーズ興行の主任は2022年の時点で柳橋が務める。

メンバー[編集]

元メンバー[編集]

出典[編集]

  1. ^ a b アロハマンダラーズの哀愁 - 読売新聞 2020年7月21日

関連項目[編集]

外部リンク[編集]