アラザニ川

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動先: 案内検索
アラザニ川
Alazani River 2.jpg
アフメタ付近を流れるアラザニ川
水系 キュル川
延長 351 km
流域面積 1万800 km²
水源 大コーカサス山脈
河口・合流先 キュル川(アゼルバイジャン、ミンガチェヴィル)
流域 ジョージア、アゼルバイジャン
テンプレートを表示
アラザニ盆地

アラザニ川グルジア語: ალაზანი, Alazaniアゼルバイジャン語: Qanıx)は、コーカサス地方の川。ジョージア東部におけるクラ川の主要な支流で、全長は351km。ミンガチェヴィル貯水池でキュル川と合流するまで、一部区間はジョージアとアゼルバイジャンの国境となっている。

カヘティ州アフメタ市北東部の大コーカサス山脈南麓に源を発する。初めにアフメタ市街まで南に流れた後、同州のアラザニ盆地を南東に通る。アラザニ川の流域は、ジョージアにおけるワイン生産の中心地である。ペルシャ人は何世紀にもわたって、この川から侵入してきた。

冬のあいだは干上がるが、春遅くになると山脈の雪解け水でかなり増水し、定期的にはん濫を起こす。川の水はおもに、灌漑と飲料水に利用される。1990年代には中国の投資家たちが、アラザニ川の激しい流れを利用する多くの小規模水力発電所を建設した。ラフティングの名所として、観光客にも人気である。

都市やその他のコミュニティ、農地から排出される未処理の汚水によって、川は軽度に汚染されている。特にクヴァレリとラゴデヒにおける水質はひどいといわれる。

アラザニ川は「マラニ・アラザニ・バレー」や「オールド・トビリシ・アラザニ」など、ジョージア産ワインの名前にも使われている。