カヘティ州
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カヘティ州 კახეთის მხარე Kakhetis Mkhare | |
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州 | |
![]() 行政区画としてのカヘティ州の位置図 | |
![]() 古くからのカヘティ地方の位置図 | |
国 |
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州都 | テラヴィ |
面積 | |
• 合計 | 11,379km2 |
人口 (2002年) | |
• 合計 | 409,551人 |
ISO 3166コード | GE-KA |
カヘティ州(グルジア語: კახეთი、英: Kakheti)は、ジョージアの東部に位置する州。グルジア語の一種を話すカヘティア人が暮らす。北はコーカサス山脈で、北東でロシアと、南東でアゼルバイジャンと、南西でクヴェモ・カルトリ州と、北西でムツヘタ=ムティアネティ州とそれぞれ接する。トゥシフ=ゴンボリ山脈を境に東側が「内カヘティ」、西側が「外カヘティ」に分けられ、東へはアラザニ川、西へはイオリ川が流れる。
ダヴィド・ガレジ複合修道院がある。アゼルバイジャンとの間で領土問題を抱えている[1]。
地理[編集]
一般的にアラザニ川右岸の内カヘティ、イオリ川中流の盆地から成る外カヘティ、両者の間のキジーキ、アラザキ川左岸の4つの地域に分けられる。中世はこれにヘレティ地域を加えていたが、15世紀から徐々に忘れ去られた。
行政区画[編集]
カヘティ州は、下記の8つの市からなる。
- テラヴィ(1904平方キロ、6万8000人)
- アフメタ(2248平方キロ、4万4100人)
- グルジャーニ(849平方キロ、7万3200人)
- クヴァレリ(1000平方キロ、4万663人)
- ディドプリスツカロ(2531平方キロ、3万240人)
- ラゴデヒ(890平方キロ、5万300人)
- サガレジョ(1515平方キロ、6万396人)
- シグナギ(1251平方キロ、4万2652人)[2]
歴史[編集]
8世紀末ごろから、独立した封建国家が存在した。11世紀初頭にグルジア連合王国に組み込まれたが、10年足らずで離脱。12世紀初頭にグルジア王ダヴィド4世(在 1089年 - 1125年)によって再度連合王国領とされた。連合王国が崩壊した1460年代に独立し、1762年にはカルトリ王国と合併して「カルトリ=カヘティ東グルジア連合王国」に国号を改め、テラヴィを首都とした。しかし度重なるペルシャの侵略により国力は衰え、1801年にロシア帝国に併合された。
1918年から1921年までグルジア民主共和国に、1922年から1991年までグルジア・ソビエト社会主義共和国にそれぞれ属し、1991年の独立後は国内の一地方として機能している。テラヴィは現在もこの地方の中心都市であり続けている。
ギャラリー[編集]
脚注[編集]
- ^ Michael Mainville (2007年5月3日). “Ancient monastery starts modern-day feud in Caucasus”. Middle East Times 2007年6月23日閲覧。
- ^ Kakheti municipalities. Regional Government of Kakheti. Retrieved on May 22, 2009
外部リンク[編集]
- kakheti.net - カヘティ州の情報サイト (英語)
- 行政のウェブサイト (英語)
- 写真集 (英語)
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