ひろしま駅ビル ASSE

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ひろしま駅ビル アッセ
ASSE
入り口 2007年10月
入り口 2007年10月
店舗概要
所在地 732-0822
広島県広島市南区松原町2-37
施設所有者 西日本旅客鉄道
施設管理者 中国SC開発
店舗数 136店舗
営業時間 7:00-22:00
駐車台数 85台
前身 ひろしま駅ビル
外部リンク https://www.ekie.jp/asse/
JR logo (west).svgWEST ステーションビル
広島駅南口全景 2008年5月

ひろしま駅ビル ASSE(ひろしまえきビル あっせ)は、広島県広島市南区にある西日本旅客鉄道(JR西日本)広島駅駅ビルの専門店街(エキナカ)である。

この項目では、同じ事業会社が運営する新幹線口にある広島新幹線名店街も記述する。

概要[編集]

広島駅南口駅舎(地上7階・地下1階建て)の大半を占有する。1階改札口前のコンコース部分とその上空(2階の吹き抜け部分)を除いて商業施設が並ぶ。地下1階と3階に改札口が設けられており、駅構内に直結している。

1965年12月に現在の駅ビルに改築された時は「ひろしま駅ビル」だったが、1999年4月にリニューアルされた時に、「ひろしま駅ビル ASSE」の愛称が付けられた。元々は単独の法人(広島ステーションビル株式会社)による運営だったが、2010年4月1日を以てJR西日本子会社の別の駅ビル運営会社である中国SC開発と合併し、現在は同社の運営となっている。

駅改札に隣接する1階・2階の全店舗と3階のコインロッカー6階飲食店では『ICOCA電子マネー』を利用することができる。現在は他のフロアの一部店舗でも利用可能である。 2006年から2008年3月中旬まで、各フロアのリニューアルが段階的に行われた。主に女性をターゲットにしたフロア構成となっているが、1F・2Fは女性よりも県内外からの観光客やサラリーマンをターゲットにしたフロアとなっている。

核店舗と呼べるものはないが、地下一階の大半を地場スーパー・ユアーズの都市型店舗「ユアーズLIVI」が占有する。また、飲食フロアが2階と6階に分かれているのが特徴で、2階飲食店の過半数はお好み焼き専門店である。6階の一角には診療所歯科眼科があるほか、7階にはマッサージルームが入居している。

3階にあるスターバックスコーヒーはASSE改札口横にある立地を生かし駅構内からの利用も可能となっており実質的なエキナカ店舗でもある。ただしASSE側と駅構内側は仕切られているため店内ASSE側と往来は不可である(注文口もASSE・駅構内別にある)。

各フロアの構成は以下のとおり。店舗の詳細については公式サイトのフロアガイドを参照のこと。

  • 地下1階 - 食品・ドラッグストアのフロア(スーパー・カフェ・ベーカリー・ドラッグストアなど)
  • 1階 - 和洋スイーツ・ファッション雑貨のフロア(広島銘菓・コスメ・フラワーショップなど)
  • 2階 - 飲食のフロア(お好み焼き専門店・定食屋など)
  • 3階 - レディースファッションのフロア(レディースファッション・雑貨・インテリア・カフェ・携帯電話ショップなど)
  • 4階 - レディースファッションのフロア(レディースファッション・雑貨・コスメ・カフェなど)
  • 5階 - 健康・文化・美のフロア(書籍・カフェ・メガネ・ヘアサロンなど)
  • 6階 - 飲食と医療のフロア(郷土料理・そば・パスタ屋・各種クリニック・薬局など)、中国SC開発本社
  • 7階 - サービスフロア(英会話・マッサージなど)

ひろしま駅ビル時代[編集]

1965年から1990年代には屋上遊園地・展望台浴場・映画館・ホテル(広島ステーションホテル)など当時のデパートに匹敵するほどの施設があった。1999年のASSE改装により全てなくなり、開いたスペースにはテナントが入居している。

1975年3月10日現在(山陽新幹線開業当時)の各フロアの構成[1]

  • 地下1階 - 地下食堂街・食品売り場
  • 1階 - 駅改札・集札口・みどりの窓口・待合室・みやげもの売り場(広島駅)
  • 2階 - 食堂・喫茶店・旅行案内・ゲームコーナー
  • 3階 - 百貨うりば(専門店街)・ステーションシネマ(映画館)
  • 4階 - 女性教室(カルチャーセンター)・名店食堂街 / お好み食堂街
  • 5階 - ステーションホテル・医療センター
  • 6階 - ステーションホテル
  • 7階 - 展望浴場・展望食堂・屋上こども遊園・観賞魚コーナー

広島ステーションシネマ[編集]

広島ステーションシネマ
情報
完成 1965年12月1日
開館 1965年12月1日
開館公演 大脱走
各社 新着ニュース[2]
閉館 1998年
用途 映画上映
所在地 広島県広島市南区松原町2-37
ひろしま駅ビル3階

広島ステーションシネマは、以前ひろしま駅ビル3階にあった映画館。1998年の全面改装前に閉店した。

末期の広島ステーションシネマで、自主上映会を任されていた溝口徹が、閉館後に横川シネマ!!の支配人になって上映を継続している。

広島ステーションホテル[編集]

広島ステーションホテル
ホテル概要
運営 阪急ホテルチェーン
部屋数 81室
開業 1965年12月1日
閉業 1998年
最寄駅 広島駅
テンプレートを表示

広島ステーションホテルは、以前ひろしま駅ビル5・6階にあったビジネスホテル。阪急ホテルチェーンが運営を行い、客室数は和室・洋室を合わせて計81室。レストラン・結婚式場・展望浴場(別経営)などを整備していた[3]。1998年の全面改装前に閉店した。

広島新幹線名店街[編集]

1975年3月10日の山陽新幹線開通に合わせて開業した。店舗は主に新幹線口の西側1階に集中し、2階に店舗を置く店もある。お土産屋・飲食店・書店・フィットネスセンターなど46店が出店している。

広島駅新幹線口の改良工事に合わせ、2015年5月22日に増床・リニューアルした[4]。「広島の名産・銘品の発見、発信」をコンセプトに、1階は飲食店を除く店舗群をほぼ総入れ替えし、2階は書店とカフェの複合型店舗となった。

建て替え問題[編集]

2013年広島電鉄の人事交代があり、建設が予定されている同電鉄の新線「駅前大橋線」のJR広島駅南口乗り入れについて、高架方式で乗り入れる方針に転換した[5]。それに伴い、乗り入れ先がASSEの2〜3階部分となる予定であり、現状では部分的な建て替え工事は技術的にも困難であるということ、またJRの改札や駅を南北に貫く自由通路を建設中であるが、建て替えをしなかった場合それらと広島電鉄新駅との接続にも昇降が必要であり、利便性が削がれること等から、JR側はASSEについて全面建て替えを行う考えを示している。この際、この自由通路に人工地盤を設け、その東側に商業スペースを集約・増強する考えも示している。なお、JR側は当初から広電新駅については高架案を支持している。[6]

広島市はJR西日本や広島電鉄と協議を重ね、検討委員会や地元説明会を経て各所との話がまとまり、2014年9月2日に「広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針」を決定したと発表した[7]。この方針では平成30年代半ばの完成を目指して、広島電鉄がASSEの敷地内に路面電車の高架で乗り入れる計画としており、同時に広島駅南口広場の再整備を行うとしている。またこの基本方針では広島市と広島電鉄が「路面電車インフラ部の整備」を、JR西日本が「広場自社所有部分上空を活用し、広場の立体利用を前提とした駅ビル建て替え」「駅ビル内における歩行者空間の整備」を行うと明記されている。

参照 [編集]

  1. ^ 中国新聞 夕刊 1975年3月10日 4ページ 広告
  2. ^ 中国新聞 夕刊 1965年12月1日 4ページ 映画上映案内広告
  3. ^ 中国新聞 夕刊 1965年12月1日 13ページ 広告
  4. ^ “広島駅 広島新幹線名店街増床オープンについて” (プレスリリース), 西日本旅客鉄道・中国SC開発, (2015年5月7日), https://www.westjr.co.jp/press/article/2015/05/page_7124.html 2015年7月20日閲覧。 
  5. ^ 広電、高架案に方針転換 - 中国新聞 2013年1月19日
  6. ^ 広島電鉄:「駅前大橋線」高架案 アッセ建て替え不可避−−JR広島支社長 /広島[リンク切れ] - 毎日新聞 2013年02月02日 地方版
  7. ^ “広島駅南口広場の再整備等に係る基本方針の決定について” (プレスリリース), 広島市道路交通局都市交通部, (2014年9月2日), http://www.city.hiroshima.lg.jp/www/contents/0000000000000/1285563671308/index.html 

参考文献[編集]

  • 中国新聞 各バックナンバー

関連項目[編集]

外部リンク[編集]