つま

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刺身の盛り合わせ。大根と人参、大葉、食用菊、パセリが「つま」として使われている。

つまは、刺身吸物に用いられるつけあわせのことである。ツマとも表記される[1]。「具」と当て字表記されることもある。

刺身のつま[編集]

生臭い匂いを消す作用や、見た目を美しくすることによって食欲をそそる働きがある。また、ワサビ等のように抗菌作用のあるものは刺身の傷みを防ぐ役割があるものもある。現在では全く用いられていないが、夏ミカンのむいたものや鶏卵素麺なども用いられることがあった。

現在では、(1) 刺身の後ろに山だかに盛ったり、下に敷いたり(「しきづま」ともいう)する、キュウリやウドなどの千切り、白髪大根など、野菜を細く切った「ケン」、(2) 刺身の前や横に添えられる海藻などの「ツマ」、(3) 生臭さを取り除き、腐敗を遅らせ、消化を促すワサビなどの「辛み」の区別がなくなりつつあり、全て「つま」と呼ぶことが多い。

派生語[編集]

「くだらない」「スケールが小さい」「取り扱われかたが軽い」ものなどに対して「刺身のつまにもならない(つけあわせ以下だ)」といった使い方をする事もある。

脚注[編集]

  1. ^ 広辞苑第5版