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'''藤倉 善郎'''(ふじくら よしろう、[[1974年]]<ref name="excite1">{{cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120911/Shueishapn_20120911_13908.html?_p=2|title=豊富な潜入取材からみえたカルト団体との闘い方とは?|publisher=週プレNews/excite ニュース|date=2012-09-11|accessdate=2013-05-04}}</ref> - )は、[[日本]]の[[フリーライター]]<ref name="amn20030608">{{cite news|newspaper=朝日新聞・名古屋朝刊|date=2003-06-08|page=31|title=カウンセリング(日本が見えますか 癒やしの裏側)}} - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧</ref><ref name="nakanohito">*{{Cite book|和書|editor=|author=古田雄介|chapter= 藤倉善郎|やや日刊 カルト新聞|title=中の人 ネット界のトップスター26人の素顔|year=2012|month=7|publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|series=|isbn=978-4-048-86676-7 |ref=}}</ref>。[[ブログ]]「やや日刊カルト新聞」の前主筆で、現在では「創始者兼総裁」<ref name="tuite">{{cite weと名乗っている。
'''藤倉 善郎'''(ふじくら よしろう、[[1974年]]<ref name="excite1">{{cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/column_g/20120911/Shueishapn_20120911_13908.html?_p=2|title=豊富な潜入取材からみえたカルト団体との闘い方とは?|publisher=週プレNews/excite ニュース|date=2012-09-11|accessdate=2013-05-04}}</ref> - )は、[[日本]]の[[フリーライター]]<ref name="amn20030608">{{cite news|newspaper=朝日新聞・名古屋朝刊|date=2003-06-08|page=31|title=カウンセリング(日本が見えますか 癒やしの裏側)}} - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧</ref><ref name="nakanohito">*{{Cite book|和書|editor=|author=古田雄介|chapter= 藤倉善郎|やや日刊 カルト新聞|title=中の人 ネット界のトップスター26人の素顔|year=2012|month=7|publisher=[[アスキー・メディアワークス]]|series=|isbn=978-4-048-86676-7 |ref=}}</ref>。[[ブログ]]「やや日刊カルト新聞」の前主筆で、現在では「創始者兼総裁」<ref name="tuite">{{cite web|url=http://dailycult.blogspot.jp/p/blog-page.html|title=本紙について|publisher=やや日刊カルト新聞|accessdate=2013-05-04}}</ref>と名乗っている。


[[東京都]]出身、[[北海道大学]]文学部中退<ref name="excite1" />。在学中、[[北海道大学新聞会]]で[[自己啓発セミナー]]の取材などを行なったが、休学して2年間ほど[[ストリートミュージシャン]]となった後<ref name="ascii">{{cite web|url=http://ascii.jp/elem/000/000/639/639233/index-2.html|title=古田雄介の“顔の見えるインターネット” - 第99回 マスコミが報じない“カルト”を記事に 「やや日刊カルト新聞」2/5|date=2011-10-07日|author=古田雄介|publisher=ASCII MEDIA WORKS|accessdate=2013-05-06}}</ref>、大学を中退して東京に戻る<ref name="excite1" /><ref name="ascii" />。マスコミ系企業を退社後、フリーライターとして活動を始め<ref name="ascii" />、自己啓発セミナー<ref name="amn20030608" />、カルト<ref name="excite1" />、[[チベット問題]]<ref>撮影した写真が報道に用いられている例:{{cite web|url=http://seichi-tibet.com/news/2009/09/23/|title=「聖地チベット」展への抗議デモと講演会=東京・上野【PJニュース】|publisher=「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-」展に抗議する国際連盟:News|date=2009-09-23|accessdate=2013-05-04}}</ref>、[[原子力発電所]]事故<ref name="excite2">{{cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110421/Postseven_17960.html|title=原発20km圏内の民家内を牛が占拠 部屋から出すのは困難|publisher=NEWSポストセブン/excite ニュース|date=2011-04-21|accessdate=2013-05-04}}</ref><ref>[http://ci.nii.ac.jp/naid/40016893758 CiNii 論文 - チェルノブイリ「炉心への旅」週刊新潮2010年1月14日] 国立情報学研究所</ref>などを取り上げた記事が週刊誌などに掲載されている。カルト問題について講演等を行っている<ref>{{cite web|url=http://derainochi.jugem.jp/?eid=160|title=カルト問題講演会|date=2013-02-27|publisher=[[真宗大谷派]]名古屋教区教化委員会|accessdate=2013-05-11}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.doho.ac.jp/blog/asano/archives/660|title=同朋大学 浅野学長ブログ カルト問題公開学習会|publisher=同朋大学|author=浅野玄誠|authorlink=|accessdate=2013-05-11}}</ref><ref>{{cite web|url=http://icsahome.com/infoserv_respond/event_conferences_workshops_spks.asp?ID=711|title=Annual Conference: Speakers|date=2011-07-11|publisher=International Cultic Studies Association|accessdate=2013-05-14}}</ref>。
[[東京都]]出身、[[北海道大学]]文学部中退<ref name="excite1" />。在学中、[[北海道大学新聞会]]で[[自己啓発セミナー]]の取材などを行なったが、休学して2年間ほど[[ストリートミュージシャン]]となった後<ref name="ascii">{{cite web|url=http://ascii.jp/elem/000/000/639/639233/index-2.html|title=古田雄介の“顔の見えるインターネット” - 第99回 マスコミが報じない“カルト”を記事に 「やや日刊カルト新聞」2/5|date=2011-10-07日|author=古田雄介|publisher=ASCII MEDIA WORKS|accessdate=2013-05-06}}</ref>、大学を中退して東京に戻る<ref name="excite1" /><ref name="ascii" />。マスコミ系企業を退社後、フリーライターとして活動を始め<ref name="ascii" />、自己啓発セミナー<ref name="amn20030608" />、カルト<ref name="excite1" />、[[チベット問題]]<ref>撮影した写真が報道に用いられている例:{{cite web|url=http://seichi-tibet.com/news/2009/09/23/|title=「聖地チベット」展への抗議デモと講演会=東京・上野【PJニュース】|publisher=「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-」展に抗議する国際連盟:News|date=2009-09-23|accessdate=2013-05-04}}</ref>、[[原子力発電所]]事故<ref name="excite2">{{cite web|url=http://www.excite.co.jp/News/society_g/20110421/Postseven_17960.html|title=原発20km圏内の民家内を牛が占拠 部屋から出すのは困難|publisher=NEWSポストセブン/excite ニュース|date=2011-04-21|accessdate=2013-05-04}}</ref><ref>[http://ci.nii.ac.jp/naid/40016893758 CiNii 論文 - チェルノブイリ「炉心への旅」週刊新潮2010年1月14日] 国立情報学研究所</ref>などを取り上げた記事が週刊誌などに掲載されている。カルト問題について講演等を行っている<ref>{{cite web|url=http://derainochi.jugem.jp/?eid=160|title=カルト問題講演会|date=2013-02-27|publisher=[[真宗大谷派]]名古屋教区教化委員会|accessdate=2013-05-11}}</ref><ref>{{cite web|url=http://www.doho.ac.jp/blog/asano/archives/660|title=同朋大学 浅野学長ブログ カルト問題公開学習会|publisher=同朋大学|author=浅野玄誠|authorlink=|accessdate=2013-05-11}}</ref><ref>{{cite web|url=http://icsahome.com/infoserv_respond/event_conferences_workshops_spks.asp?ID=711|title=Annual Conference: Speakers|date=2011-07-11|publisher=International Cultic Studies Association|accessdate=2013-05-14}}</ref>。
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== ブログ「やや日刊カルト新聞」==
== ブログ「やや日刊カルト新聞」==
個人ブロガーとしても活動していた藤倉は、[[2009年]]にニュースサイト形式のブログ「やや日刊カルト新聞」を立ち上げ<ref name="excite1" />、主筆・代表として活動していたが2015年は主筆から退いて「創始者兼総裁」を名乗っている<ref name="tuite" />。「やや日刊カルト新聞」は、[[Google|Google]]が運営している[[ブログ]]サービス[[Blogger]]を利用しており独自ドメインを使用していないブログである。
個人ブロガーとしても活動していた藤倉は、[[2009年]]にニュースサイト形式のブログ「やや日刊カルト新聞」を立ち上げ<ref name="excite1" />、主筆・代表として活動したが2015年退き、創始者兼総裁名乗る<ref name="tuite" />。「やや日刊カルト新聞」は、[[Google|Google]]が運営している[[ブログ]]サービス[[Blogger]]を利用しており独自ドメインを使用していないブログである。


主な活動原資はブログの[[広告]]収入と[[寄付]]である<ref>{{cite web|url=http://dailycult.blogspot.com/2011/06/blog-post_110.html‎|title=やや日刊カルト新聞: 【お知らせ】取材費カンパ受付はじめました|publisher=やや日刊カルト新聞|author=藤倉善郎|date=2011-06-29|accessdate=2013-06-02}}</ref>。
主な活動原資はブログの[[広告]]収入と[[寄付]]である<ref>{{cite web|url=http://dailycult.blogspot.com/2011/06/blog-post_110.html‎|title=やや日刊カルト新聞: 【お知らせ】取材費カンパ受付はじめました|publisher=やや日刊カルト新聞|author=藤倉善郎|date=2011-06-29|accessdate=2013-06-02}}</ref>。

2016年3月8日 (火) 08:19時点における版

藤倉 善郎(ふじくら よしろう、1974年[1] - )は、日本フリーライター[2][3]ブログ「やや日刊カルト新聞」の前主筆で、現在では「創始者兼総裁」[4]と名乗っている。

東京都出身、北海道大学文学部中退[1]。在学中、北海道大学新聞会自己啓発セミナーの取材などを行なったが、休学して2年間ほどストリートミュージシャンとなった後[5]、大学を中退して東京に戻る[1][5]。マスコミ系企業を退社後、フリーライターとして活動を始め[5]、自己啓発セミナー[2]、カルト[1]チベット問題[6]原子力発電所事故[7][8]などを取り上げた記事が週刊誌などに掲載されている。カルト問題について講演等を行っている[9][10][11]。 週刊誌等でカルト宗教の事情に詳しい[3][12]とされたこともある。ブログ「やや日刊カルト新聞」などでブログ記事を執筆している。

ブログ「やや日刊カルト新聞」

個人ブロガーとしても活動していた藤倉は、2009年にニュースサイト形式のブログ「やや日刊カルト新聞」を立ち上げ[1]、主筆・代表として活動したが2015年に退き、創始者兼総裁と名乗る[4]。「やや日刊カルト新聞」は、Googleが運営しているブログサービスBloggerを利用しており独自ドメインを使用していないブログである。

主な活動原資はブログの広告収入と寄付である[13]。 基本的には印刷媒体ではないが、コミックマーケットに出店する際には、新聞紙面の体裁に編集したものを「号外」として販売しているという[14][15]。また、2013年春には「やや日刊カルト新聞 2013年新入生歓迎特別版」(A3両面またはA4両面)を印刷し[16]、首都圏10大学付近の街頭などで4,000部以上を配布したという[16][17]

Googleニュースへは、「やや日刊カルト新聞(ブログ)」という名称で登録されており、一部の記事がGoogleニュースから配信されている[18][19]

不起訴になった著作権法違反容疑

2010年2月4日付『やや日刊カルト新聞』<学生を偽装勧誘する親鸞会の冊子を全公開>と題する記事で、「あなたはなぜ幸福になれないのか、仏教に学ぶ7つのステップ」と題する冊子の80ページを全文転載したことについて、冊子の作成者が著作権法違反で告訴した[20]。訴えにより富山県警高岡署は2011年9月16日に著作権法違反容疑で、藤倉の家宅捜索を行ないパソコンとサーバーを押収した[20]。藤倉の弁護人山口貴士は、著作権法41条の「報道のための利用」[21]に該当するとして記事の正当性を訴えた[20]。押収物は2日後の18日に返却され、2012年3月13日には嫌疑不十分で不起訴処分とされた[22]

係争中の損害賠償裁判

幸福の科学が運営する「幸福の科学学園」(栃木県那須郡那須町)が、教育基本法で禁じられている政治教育や政治活動を行っているとする記事を「週刊新潮」に掲載した。それに対し、教団側が損害賠償を求めて提訴し、係争中である[23]。2014年12月12日に東京地方裁判所の一審判決があり、幸福の科学学園側の請求を全面的に棄却し、新潮社と藤倉が勝訴した[24]。12月24日に幸福の科学側は控訴した[25]が、東京高等裁判所の控訴審は即結審し、控訴から3ヶ月後の2015年3月26日に控訴棄却の判決[26]を言い渡して新潮社と藤倉は勝訴した。 藤倉側によると幸福の科学側は4月7日付けで上告しているという[27]。判決によると、記載の一部に関しては、事実の適示ではなく意見の表明であって論評の粋を逸脱したとは認められないし、人身攻撃とまでは断じられないとした。

著作

単著

共著

出典・脚注

  1. ^ a b c d e 豊富な潜入取材からみえたカルト団体との闘い方とは?”. 週プレNews/excite ニュース (2012年9月11日). 2013年5月4日閲覧。
  2. ^ a b “カウンセリング(日本が見えますか 癒やしの裏側)”. 朝日新聞・名古屋朝刊: p. 31. (2003年6月8日)  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  3. ^ a b *古田雄介「藤倉善郎|やや日刊 カルト新聞」『中の人 ネット界のトップスター26人の素顔』アスキー・メディアワークス、2012年7月。ISBN 978-4-048-86676-7 
  4. ^ a b 本紙について”. やや日刊カルト新聞. 2013年5月4日閲覧。
  5. ^ a b c 古田雄介 (2011-10-07日). “古田雄介の“顔の見えるインターネット” - 第99回 マスコミが報じない“カルト”を記事に 「やや日刊カルト新聞」2/5”. ASCII MEDIA WORKS. 2013年5月6日閲覧。
  6. ^ 撮影した写真が報道に用いられている例:「聖地チベット」展への抗議デモと講演会=東京・上野【PJニュース】”. 「聖地チベット-ポタラ宮と天空の至宝-」展に抗議する国際連盟:News (2009年9月23日). 2013年5月4日閲覧。
  7. ^ 原発20km圏内の民家内を牛が占拠 部屋から出すのは困難”. NEWSポストセブン/excite ニュース (2011年4月21日). 2013年5月4日閲覧。
  8. ^ CiNii 論文 - チェルノブイリ「炉心への旅」週刊新潮2010年1月14日 国立情報学研究所
  9. ^ カルト問題講演会”. 真宗大谷派名古屋教区教化委員会 (2013年2月27日). 2013年5月11日閲覧。
  10. ^ 浅野玄誠. “同朋大学 浅野学長ブログ カルト問題公開学習会”. 同朋大学. 2013年5月11日閲覧。
  11. ^ Annual Conference: Speakers”. International Cultic Studies Association (2011年7月11日). 2013年5月14日閲覧。
  12. ^ 「創始者・文鮮明危篤で統一教会「分裂」「過激化」か ワイド・祭りのあと」『週刊朝日』2012年8月31日、153頁。  - 聞蔵IIビジュアルにて閲覧
  13. ^ 藤倉善郎 (2011年6月29日). “やや日刊カルト新聞: 【お知らせ】取材費カンパ受付はじめました”. やや日刊カルト新聞. 2013年6月2日閲覧。
  14. ^ 藤倉善郎 (2011年12月30日). “”やや日手帳”、コミケに間に合いそう”. やや日刊カルト新聞. 2013年5月13日閲覧。
  15. ^ 藤倉善郎 (2012年8月11日). “やや日刊カルト新聞社、12日にコミケ出店”. やや日刊カルト新聞. 2013年5月13日閲覧。
  16. ^ a b 藤倉善郎 (2013年3月31日). “やや日刊カルト新聞、大学生向けに無料配布へ=「みんなでばら撒いて」とデータも無料配信”. やや日刊カルト新聞. 2013年5月13日閲覧。
  17. ^ 藤倉善郎 (2013年5月3日). “創価大学前で“カルト新聞配布”が警察沙汰に”. やや日刊カルト新聞. 2013年5月13日閲覧。
  18. ^ Googleニュースから「やや日刊カルト新聞」のキーワードで検索すれば掲載記事を確認できる。(掲載期間が短いため掲載記事がない場合もある)
  19. ^ 藤倉善郎 (2010年9月12日). “創価学会・池田大作氏に、やや日刊カルト新聞が学術称号:藤倉善郎 さんのコメント... 2010年9月12日 2:08”. やや日刊カルト新聞. 2013年6月2日閲覧。
  20. ^ a b c 「著作権法違反」の容疑でパソコン押収した富山県警 週刊金曜日(2011年9月23日号)
  21. ^ 著作権法41条「報道の目的上正当な範囲内において、複製し、及び当該事件の報道に伴つて利用することができる。」
  22. ^ 藤倉善郎 (2012年4月2日). “本紙主筆と記者が“容疑者”を卒業”. やや日刊カルト新聞. 2013年5月4日閲覧。
  23. ^ 幸福の科学・佐々木俊尚対談に「えええええええ」! テーマは「宗教とテクノロジーの交差」らしいが…」J-CASTニュース、2013/11/14
  24. ^ 東京地裁判決文全文 藤倉が「やや日刊カルト新聞」の記事[1]で提示したもの
  25. ^ まち連だより2014年12月・2015年1月号 仰木の里まちづくり連合協議会
  26. ^ 東京高裁判決文全文 藤倉が「やや日刊カルト新聞」の記事[2]で提示したもの
  27. ^ やや日刊カルト新聞のツイート

外部リンク