音楽之友社
音楽之友社本社 | |
種類 | 株式会社 |
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本社所在地 |
162-8716 東京都新宿区神楽坂6-30 |
設立 | 1941年12月 |
業種 | 情報・通信業 |
法人番号 | 3011101003994 |
外部リンク | http://www.ongakunotomo.co.jp/ |
株式会社音楽之友社(おんがくのともしゃ)とは日本の音楽出版社である。1941年12月、音楽世界社、月刊楽譜発行所、管楽研究会の合併により設立された。音友(おんとも)と略称されることもある。
雑誌
- 音楽の友(月刊)
- レコード芸術(月刊)
- stereo(月刊)
- 教育音楽 小学版
- 教育音楽 中学・高校版
- MUSICA NOVA(月刊)
- Band Journal(月刊)
- GRAND OPERA(年2回)
かつて発行していた雑誌
「→」は誌名の変更を表す。
- 音楽芸術(1946年 - 1998年) - 創刊時の出版者は日本音楽芸術。『音楽文化』(日本音楽芸術)の後継誌。
- 器楽教育(1956年 - 1966年)→音楽教育研究(1966年 - 1974年)→季刊音楽教育研究(1974年 - 1993年)
- ポップス(1963年 - 1970年) 東亜音楽社が発行していた『pops』の後継誌。
- 音楽教育資料(1964年 - 1977年)
- 合唱サークル(1966年 - 1970年)
- 音楽の窓(1969年 - 1982年)
- 週刊FM(1971年 - 1991年)
- 幼児と音楽(1984年 - 1986年)
- Techii(1986年 - 1988年)
- Visic(1990年 - 1992年)
- 季刊バレエの本(1992年 - 1998年)→Ballet(1998年 - 2002年)
- ロクハン(1975年 - 1979年、隔月刊)
- SLブームなどと並行して、小型軽量の録音機材(ラジカセ等)が発売されたことによる生録ブームに対応した雑誌である。雑誌名は「録音ハンティング」から来ており、『生録アドベンチャー・マガジン ロクハン』と分かりやすく題していた。
- プレイ・ラジカセ101(不定期刊、『ロクハン』誌&『週刊FM』誌別冊)
教科書
- かつては小学校用(小学生の音楽1 - 6)・中学校用(中学生の音楽・器楽1 - 3)・高校用いずれも編集・発行していたが児童・生徒数の減少、マーケットシェアの低下などにより小学校用は1995年、中学校用は1996年を最後に撤退し現在は高校用のみ編集・発行している。
出版以外の事業
- ホール(音楽の友ホール)
- CD
労働問題
- 同社は2007年9月以降、就業規則の改定案を同社の労働組合に対し提案したが、その際、各年度毎に常勤手当を前払い支給する代わりに、退職金を廃止する案を盛り込んだ。労組側は、改定内容が労働協約に反するなどとしてこれに反発し、新宿労働基準監督署も2011年3月に同社に対し是正勧告を実施したが、同社はこれに従わず、同年4月から退職金廃止を盛り込んだ就業規則改定を強行。労組及び担当弁護人らは、「確信犯的に協約を無視しており、労組の存在を正面から否定している」などとして、東京地裁に訴訟を起こし、2011年12月現在係争中[1]。
関連項目
脚注
- ^ 音楽之友社:退職金廃止で労基署勧告従わず労組と法廷闘争 毎日新聞 2011年12月13日