鋸山 (千葉県)
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鋸山 | |
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地獄のぞき | |
標高 | 329.4 m |
所在地 | 千葉県安房郡鋸南町、富津市 |
位置 | 北緯35度09分37秒 東経139度50分26秒 / 北緯35.16028度 東経139.84056度 |
山系 | 房総丘陵 |
プロジェクト 山 |
鋸山(のこぎりやま)は、房総半島の南部、千葉県安房郡鋸南町と富津市の境に位置する山。
地理
標高は329.4m。 房総丘陵の一部分を占めるが、内陸部よりも海岸線(東京湾)に近い。山は凝灰岩から成り、建築などの資材として適している。そのため古くは房州石と呼ばれ、良質石材の産地として、江戸時代から盛んに採石が行われた(石切場跡は現在も残存する)。結果、露出した山肌の岩が鋸の歯状に見えることからこの名で呼ばれるようになった。
採取された石材は、幕末から明治、大正、昭和にかけて、主に横須賀軍港や横浜の港湾設備、東京湾要塞の資材として利用された。また、靖国神社や早稲田大学の構内にも利用されている。採石は昭和50年代を最後にとだえ、現在鋸山は観光資源として利用されている。
正式な名称は乾坤山(けんこんざん)という。江戸期には谷文晁が日本名山図会において日本80の名山のうちに数えたが、深田久弥が改めて日本百名山を選んだときに選に漏れ、現在では名山という認識はあまり広まっていない(小林泰彦選の「日本百低山」には入っている)。眺望は素晴らしく、東京湾一帯から伊豆大島まで見渡すことができる。また近隣の安房三名山「富山」「御殿山」「伊予ヶ岳」を臨むこともできる。
なお、鋸山が国道127号の上から東京湾へ落ち込むところは明鐘岬(みょうがねみさき)と呼ばれ、磯遊び、夕日観賞の観光ポイントである。
交通
観光
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地獄のぞき(谷から)
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地獄のぞき
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地獄のぞき(上から)
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日本寺大仏
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百尺観音
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千五百羅漢
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金谷港沖から望む鋸山
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頂上からの眺望
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石切場跡
外部リンク