野尻あずさ
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|---|---|---|---|---|
 2011ロンドンマラソン | ||||
| 選手情報 | ||||
| フルネーム | 野尻あずさ | |||
| 国籍 |
 日本 | |||
| 種目 | 長距離走・マラソン | |||
| 所属 | ヒラツカ・リース | |||
| 生年月日 | 1982年6月6日（41歳） | |||
| 生誕地 | 富山県 | |||
| 身長 | 155cm[1] | |||
| 体重 | 43kg[1] | |||
| 自己ベスト | マラソン：2時間24分57秒（2012年） | |||
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野尻 あずさ（のじり あずさ、1982年6月6日 - ）は、日本の陸上競技選手。専門は長距離走・マラソン。ヒラツカ・リース所属。富山県立雄山高等学校、日本大学卒業。
クロスカントリースキー選手としてユニバーシアード2大会に出場後、マラソンに転向した異色の選手。
人物・経歴
日本大学在学中にクロスカントリースキーで2003年冬季ユニバーシアードに出場、5kmクラシカル28位、個人スプリント45位、15kmフリー22位[2]。2年後の2005年冬季ユニバーシアードでは15kmクラシカルと5kmフリーに出場し、それぞれ21位と35位になった[3]。また同年2月の国民体育大会成年女子A組で優勝した。しかし、トリノオリンピック代表を逃したため、25歳でマラソンに転向しオリンピックを目指す[4]。
2008年、山下佐知子監督率いる第一生命に入社、同女子陸上部に所属。転向後初レースとして函館ハーフマラソンを1時間14分12秒で優勝。 翌年は全日本実業団ハーフマラソンを1時間10分53秒で10位、札幌国際ハーフマラソンで8位[5][6]。全日本実業団対抗女子駅伝競走大会にも出場し、3位に貢献[7]。
初のフルマラソンは2010年大阪国際女子マラソン。2時間29分12秒で8位[8]。札幌国際ハーフマラソンでは2位[9]。世界ハーフマラソン選手権大会は13位ながら尾崎好美、木崎良子とともに日本チームで銅メダルを獲得[10]。全日本実業団女子駅伝では5区を走り2位[11]。
2011年は世界陸上選手権選考を兼ねた名古屋国際女子マラソンにエントリーしていたが、東日本大震災のため中止。その代替として選ばれたロンドンマラソンにエントリー[12]。当時の自己記録を更新する2時間25分29秒の20位、日本人第2位（日本人1位は既に内定済だった赤羽有紀子）でゴールした[13][14]。この結果を受け、世界選手権出場が決まった[15]。世界選手権本大会は19位[16]。この年より仙台に移された全日本実業団女子駅伝では5区を走り第一生命の優勝に貢献[17]。
2012年、大阪国際で自己ベストとなる2時間24分57秒を叩き出すが、重友梨佐、タチアナ・ガメラ＝シュミルコに次ぐ3位に終わる[18]。ロンドンオリンピックの出場権を逃し、第一生命も退社した[19]。
2013年、東京マラソンに出場し、2時間31分15秒で9位。横浜国際女子マラソンでは2時間28分47秒で準優勝[4]。
2014年8月に行われた北海道マラソン・女子の部において、2時間30分台のゴールタイムでフルマラソン初優勝を果たした[20]。
2015年11月開催の第1回富山マラソンでは、記録は2時間46分台に留まるも同大会女子の部で初代王者に輝き、通算2回目のマラソン優勝を達成した[21]。
主な戦績
| 年 | 大会名 | 開催国 | 距離／区間 | 戦績 | 記録 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2010年 | 大阪国際女子マラソン | 日本 |
マラソン | 8位 | 2時間29分12秒 |
| 2011年 | ロンドンマラソン | .svg){kind=small} イギリス |
マラソン | 20位 | 2時間25分29秒 |
| 世界陸上選手権大邱大会 |  韓国 |
マラソン | 19位 | 2時間33分42秒 | |
| 2012年 | 大阪国際女子マラソン | 日本 |
マラソン | 3位 | 2時間24分57秒 |
| 2013年 | 東京マラソン | 日本 |
マラソン | 9位 | 2時間31分15秒 |
| 横浜国際女子マラソン | 日本 |
マラソン | 2位 | 2時間28分47秒 | |
| 2014年 | 北海道マラソン | 日本 |
マラソン | 優勝 | 2時間30分26秒 |
| 2015年 | 富山マラソン | 日本 |
マラソン | 優勝 | 2時間46分39秒 |
自己ベスト
脚注
- ^ a b 野尻 あずさ Azusa Nojiri 日本陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ FIS公式
- ^ Resultsbook: Cross Country Skiing 2005年冬季ユニバーシアード 2013年11月30日閲覧
- ^ a b Fourth Japanese Marathon victory for Mayorova in Yokohama 国際陸上競技連盟 2013年11月29日閲覧
- ^ Azusa Nojiri Tilastopaja. 2013年11月30日閲覧
- ^ Ngatuny and Nakamura take Sapporo Half Marathon titles 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Nakamura, Ken (2009-12-13). Team Mitsui-Sumitomo wins seventh title in Gifu 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ With late race charge Gobena triumphs in Osaka 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Njui and Kano take Sapporo Half Marathon titles 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Results Half Marathon - Women 国際陸上競技連盟 2010年10月23日閲覧
- ^ Tenmaya team wins Japanese Corp Women's Ekiden Champs 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Japanese women added to London Marathon field 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Best Time For Place- Marathon Association of Road Racing Statisticians. 2013年11月30日閲覧
- ^ Virgin London Marathon Results 2011 ロンドンマラソン 2013年11月30日閲覧
- ^ Japanese World Championships Marathon squad selected – Daegu 2011 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Official World Cup Results Marathon - W 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Recovering from earthquake and tsunami, Sendai stages Ekiden Championships 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Shigetomo takes Osaka as favourite Fukushi falters 国際陸上競技連盟 2013年11月30日閲覧
- ^ Marathoner Nojiri Leaves National Champion Team Daiichi Seimei Japan Running News. 2013年11月30日閲覧
- ^ “男子は辻茂樹、女子は野尻あずさが初優勝 北海道マラソン”. 北海道新聞. (2014年8月31日) 2014年8月31日閲覧。
- ^ 富山マラソン 男子は藤原新 女子は野尻あずさが優勝- KNB WEB 2015年11月1日
外部リンク
- NOJIRI Azusa - 国際スキー連盟のプロフィール （英語）
- 野尻あずさ - ワールドアスレティックスのプロフィール（英語）
- 野尻あずさ - 日本陸上競技連盟の選手名鑑