越前リョーマ
越前リョーマ | |
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『テニスの王子様』のキャラクター | |
作者 | 許斐剛 |
演 | 本郷奏多(実写映画) |
声 | 皆川純子 |
詳細情報 | |
性別 | 男 |
家族 |
越前南次郎(父) 越前倫子(母) |
親戚 | 菜々子(従姉) |
越前リョーマ(えちぜん - )は、許斐剛作の漫画作品およびそれを原作としたアニメ『テニスの王子様』、『新テニスの王子様』に登場する架空の人物で、同作の主人公である。アニメ版の声優は皆川純子。実写映画版の俳優は本郷奏多。ミュージカル版の俳優はミュージカル・テニスの王子様、ミュージカル・テニスの王子様2ndシーズンを参照のこと。
プロフィール[1]
- 学校:青春学園中等部
- 学年:1年生(2組3番)
- 所属委員会:図書委員
- 誕生日:12月24日
- 星座:やぎ座
- 血液型:O型
- 身長:151cm
- 体重:50kg
- 足のサイズ:24cm
- 視力:左右1.5
- 利き腕:左
- プレイスタイル:オールラウンダー
注意:以降の記述には越前リョーマに関するネタバレが含まれます。免責事項もお読みください。
人物
- 口癖は「まだまだだね」。アメリカ出身で、アメリカのジュニア大会4連続優勝を経て日本に帰国した。その実力から青学のルーキーとして一躍注目される。目つきが鋭く、物事をストレートに言うため、生意気に見られがちなタイプ。一見クールでともすれば冷たくも見えるが、内面には熱い部分を持っている。
- しかしながら、アニメOVAの全国大会編にて、全国優勝の際には仲間から胴上げをされて無邪気に喜ぶ描写がある。『新-』でもアメリカのテニス仲間に対して親しく接していたり、U-17日本代表合宿でも脱落組と協力しあって三船コーチの任務をこなしていくなど、人間的に丸くなっている描写がある。
- 自身の性格ゆえにシングルス専門であり、ダブルスはルールすらも知らない素人同然で、地区大会初戦で桃城と組んで以降、公式戦に出場していない。ずば抜けたテニスセンスは、「サムライ南次郎」と呼ばれた父親による毎日の英才教育の賜物。口癖、プレイスタイルは父親と似ており、手塚曰く「サムライ南次郎のコピー」。
- 公式戦において青学は地区大会から全国大会まで団体戦無敗で優勝を果たし、その優勝を全て自身のゲームで決めている。公式戦ではレギュラーメンバーの中で唯一、1度も負けていない。最初は父親を倒すためだけにテニスをしていたが、そのことを手塚に見抜かれ、高架下のコートで野試合を挑まれ惨敗。その際に「青学の柱になれ」と言われ、闘志を燃やす。
- よく他の選手の技を真似したりする(バギーホイップショット、超ライジング、零式ドロップショットなど)。一本足での「スプリット・ステップ」を使える。小手調べや手加減する時、あるいは右利きの選手にツイストサーブを放つ時は右手でラケットを持つ。
- 全国大会決勝直前、修行中の影響で一時的な記憶喪失に陥ったが、決勝当日歴戦のライバル達と試合をしたことで記憶を取り戻した。その後、立海・幸村戦で「天衣無縫の極み」に目覚め、「サムライドライブ」で勝利を決めた。全国大会終了から3日後、再び渡米。3年の卒業式当日に再度来日し、手塚に再戦を申し込み、快諾される。その後また日本を離れ、最終話(中学2年の春)の時点ではアメリカに居る。
- アニメ版では、関東大会決勝前に真田との野試合で惨敗するというストーリーが加えられている。また、リョーマが全国大会出場に至るまでの流れが原作と異なる。関東大会、日米親善試合の功績を称えて、日本最年少として全米オープンに招待されるが、手塚からの「青学の柱になれ」の言葉や「全国大会前」ということもあり一旦は辞退。手塚に諭され出場を決意し渡米したが、最終的には全米オープンを途中で辞退し、全国大会出場を選んで帰国後、大石にシングルスで勝利しレギュラー入りしたという流れになっている。
- 『新-』では全国大会後の渡米中、U-17日本代表合宿に招待され同年の秋に日本に帰国。脱落を賭けたタイブレークマッチでは、南と対戦の予定だったが金太郎とトイレを探しに行ったきり帰ってこず不戦敗。その最中、練習中の徳川に試合を挑むも完敗。脱落した選手達に合流して三船コーチの元で特訓を受けた。その後、「革命軍」としてコートに復活し、2番コートに編入。
- 1軍入れ替え戦発表後、徳川に練習相手ということで5球乱打から7球乱打、10球乱打をし、徳川の過去を聞いたあと給水中に平等院に襲われるが、リョーガに助けられる。リョーガからは『チビ助』と呼ばれており、兄であると告げられる。
- モデルとなったのは、男子プロテニスプレイヤーの一藤木貴大。
必殺技
- ツイストサーブ
右手で打てば右に、左手で打てば左にボールが急角度でバウンドするサーブ。プロ選手では、ロジャー・フェデラー、アンディ・ロディックなどがよく使っている。
- ツイストスマッシュ
ツイストサーブを応用したスマッシュ。
- ドライブA
至近距離から顔面を狙ったボレー。
- ドライブB
スライディングとジャンプの威力を応用したドライブボレー。
- ドライブC
着弾後イレギュラーバウンドし、打球が跳ねずに転がっていく。
- COOLドライブ
審判台を駆け上ってジャンプし、ドライブCの2倍以上の回転を掛ける。ドライブC同様に着弾後跳ねず、ラケットで捉えてもボールが離れず体を駆け上がっていく。
- ドライブD
ドライブBを連続(Double)で打つ技。
- サイクロンスマッシュ(アニメのみ)
相手のラケットを弾き飛ばすほどの威力を持つスマッシュ。手塚ゾーンを、敗った。
- サムライゾーン
特殊な回転をかけることで、相手が打ち返した球が自分のところへ戻ってくる技。父・南次郎の模倣である。しかし、リョーマのは不完全のため若干しか戻ってこない。
- サムライドライブ
超回転を掛けたボールをネットのワイヤー部分で真っ二つにする。
- 無我の境地
過去の対戦した記憶をもとに体が無意識に反応し、経験したテニスの技をコピーし繰り出すことができる。ただし体が無意識に反応してしまうため、体力の消耗が激しい。
- 百錬自得の極み
片腕に無我のパワーを集め、相手の球種・回転・パワー・球威を全て倍返しし、体力疲労をも最小限に抑える。ただし、他が疎かになる。
- 才気煥発の極み
脳内シミュレートで未来のイメージを浮かばせて、何球で決まるかが分かる。
- 天衣無縫の極み
全ての五感を奪われた状況の中、テニスを楽しむ気持ちから圧倒的な無我のパワーを持つ。乾の見解では「百錬自得の極み」の進化版。
キャラクターソング
- シングル
発売日 | タイトル | 規格品番 | |
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1st | 2003年5月1日 | future/WHITE LINE arrange C | NECM-10002 |
2nd | 2004年4月28日 | Dreaming on the Radio | NECM-10004 |
3rd | 2004年8月18日 | ミンナココニイタ -2004.8.18 ライヴメモリアルヴァージョン- | NECM-10013 |
4th | 2005年4月13日 | 約束/We Love SEIGAKU-ありがとうを込めて- | NECM-11035 |
5th | 2006年12月16日 | Everything | NECM-10056 |
6th | 2007年9月26日 | Wonder Land | NECM-10075 |
7th | 2008年4月30日 | ICHIGAN 〜2008バージョン〜 | NECM-10105 |
8th | 2008年8月6日 | ACROSS MY LINE | NECM-10110 |
- アルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | |
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1st | 2003年3月5日 | cool E | NECA-30080 |
2nd | 2004年7月7日 | SR | NECA-50001-2 |
- ミニアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | |
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1st | 2005年12月24日 | PROGRESS | NECA-20021(期間限定生産) |
NECA-20022(通常盤) |
- ベストアルバム
発売日 | タイトル | 規格品番 | |
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1st | 2009年5月13日 | J | NECA-30246 |
参考
- ^ 『公式ファンブック テニスの王子様10.5』、『公式ファンブック テニスの王子様20.5』、『公式ファンブック テニスの王子様40.5』をそれぞれ参照。