詠時感〜時へのロマン

『詠時感～時へのロマン』
エイジアのスタジオ・アルバム
リリース	1982年3月
ジャンル	ロック
時間	43:54
レーベル	ゲフィン・レコード
プロデュース	マイク・ストーン
専門評論家によるレビュー
	All Music Guide link;
チャート最高順位
	1位（米国・ビルボードチャート; 11位（英国・オフィシャルチャート）; 15位（日本・オリコンチャート）;
ゴールドディスク
	400万枚（米国・RIAA）;
エイジアアルバム年表
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詠時感〜時へのロマン（えいじあ〜ときへのろまん, 原題：Asia）は、1982年に発表されたロック・バンド、エイジアのデビュー・アルバム。全米ビルボード・チャートで第1位を9週間獲得し、年間アルバム・チャートでもNo.1に輝いた大ヒット作である（イギリスでは最高11位）。

メンバー構成

ジョン・ウェットン（元キング・クリムゾン～ロキシー・ミュージック～U.K.）
- Lead Vocals & Bass, Keyboards
スティーヴ・ハウ（元トゥモロー～イエス）
- Guitars & Backing vocals
ジェフリー・ダウンズ（元バグルス～イエス）
- Keyboards & Vocals
カール・パーマー（元エマーソン・レイク＆パーマー）
- Drums & Percussion

アルバム概要

エイジアとは、プログレッシヴ・ロックの大御所ミュージシャン達が集まり、1980年代初頭に結成されたスーパーグループである。しかし、ここで聴かれる彼らの音楽は非常にポップでコンパクトなものばかりで、かつての壮大な音作りは影を潜めている。いかにも80年代的なサウンドで、その音楽性から産業ロックと呼ばれ、往年のプログレ・ファンや音楽評論家からは批判の声も多かった。

タイトで短めなポップ・サウンドとキャッチーなメロディと的を射た演奏により、全世界で大ヒットを記録した。シングルでも「ヒート・オブ・ザ・モーメント」が全米シングルチャートトップ100に4位でランクインするヒットとなった。楽曲制作に関しては、ジョン・ウェットン、ジェフリー・ダウンズ、スティーヴ・ハウの3人が中心になっている。結果的には本作がエイジアにとって最大のヒットとなったが、80年代を代表するアルバムのひとつとして今でも紹介される。

収録曲

ヒート・オブ・ザ・モーメント　　Heat Of The Moment
時へのロマン　　Only Time Will Tell
孤独のサヴァイヴァー　　Sole Sourvivor
ワン・ステップ・クローサー　　One Step Closer
タイム・アゲイン　　Time Again
この夢の果てまで　　Wildest Dreams
ウィズアウト・ユー　　Without You
流れのままに　　Cutting It Fine
ときめきの面影　　Here Comes The Feeling