西町停留場
西町停留場 | |
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西町停留場 | |
にしちょう Nishichou | |
所在地 | 富山県富山市西町 |
所属事業者 | 富山地方鉄道 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 相対式2面2線 |
開業年月日 | 1913年(大正2年)9月1日 |
乗入路線 2 路線 | |
所属路線 | ■富山市内軌道線本線 |
キロ程 | 2.1 km(南富山駅前起点) |
◄上本町 (0.3 km) (0.2 km) 中町(西町北)► | |
所属路線 | ■富山市内軌道線富山都心線 |
キロ程 | 0.9 km(丸の内起点) |
◄グランドプラザ前 (0.2 km) (- km) -► |
西町停留場(にしちょうていりゅうじょう)は、富山県富山市にある、富山地方鉄道富山市内軌道線本線の停留場である。
概要
富山県道43号富山上滝立山線上の併用軌道に設置されている。 当停留場では環状線電車には乗降できないため、環状線電車から南富山駅前駅方面に乗り換える場合は、中町(西町北)停留場で降車する際に料金を支払って乗り継ぎ券を受け取り、当停留場まで移動して乗り換える必要がある。
歴史
開業時には、本線(富山駅前 - 桜橋 - 共進会場前)と支線(富山駅前 - 総曲輪 - 西町)の分岐停留場として開業している。さらに1928年には東部線の分岐駅にもなったが、その後の路線廃止により中間停留場となっていた。しかし、富山都心線開業により再び分岐停留場となっている。ただし前述するように当停留場では環状線電車には乗降できない。
- 1913年(大正2年)9月1日 - 富山電気軌道の停留場として開業[1]。
- 1920年(大正9年)7月1日 - 富山市に譲渡され、富山市営軌道の停留場となる[2]。
- 1928年(昭和3年)10月21日 - 東部線(西町 - 通坊前 - 東田地方間)開業[3]。
- 1943年(昭和18年)1月1日 - 路線譲渡により富山地方鉄道の停留場となる[4]。
- 1945年(昭和20年)8月2日 - 富山大空襲の戦災より休止[5]。
- 1946年(昭和21年)
- 1948年(昭和23年)9月1日 - 西町 - 雪見橋間復旧に伴い通坊前方面営業再開[6]。
- 1950年(昭和25年)10月1日 - 笹津線が南富山駅前から当停留場までの乗り入れ[7]。
- 1950年(昭和25年)12月31日 射水線が新富山駅前から当停留場までの乗り入れ[7]。
- 1961年(昭和36年)7月18日 - 射水線乗り入れ中止[7]。
- 1967年(昭和42年)10月10日 - 笹津線乗り入れ中止[8]。
- 1973年(昭和48年)3月31日 - 支線(西町 - 丸の内間)廃止[8]。
- 1984年(昭和59年)4月1日 - 東部線・山室線(西町 - 不二越駅前間)廃止[1]。
- 2009年(平成21年)12月23日 - 富山都心線(丸の内 - 国際会議場前 - 西町間)開業。
構造
周辺
- TOYAMAキラリ(富山市立図書館 本館、富山市ガラス美術館、富山第一銀行 本店)
- 富山地鉄西町乗車券センター(電車・バス定期券・ICカード発売所)
- 北陸銀行本店
- ピアゴ富山西町店
- 月世界本舗
- 中央通りさんぽーろ商店街
- てるてる亭(演芸ホール・寄席)
- ギャルリ・ミレー(北陸銀行が所有するJFミレーとバルビゾン派の絵画作品を中心とする美術館)
- 総曲輪通り商店街
- 総曲輪フェリオ(大和富山店)
- グランドプラザ
- 総曲輪ウィズ
- 本願寺富山西別院・東別院
- 富山県道6号富山立山公園線
隣の停留場
- 富山地方鉄道
- 富山市内軌道線(本線)
- 上本町停留場 - 西町停留場 - 中町(西町北)停留場(大学前方面のみ停車) - 荒町停留場
- 富山市内軌道線(富山都心線)
- 通過
- 富山市内軌道線(支線)(1973年廃止)
- 越前町停留場 - 西町停留場
- 富山市内軌道線(東部線)(1984年廃止)
- 西町停留場 - 中教院前停留場
脚注
- ^ a b 今尾恵介(監)『日本鉄道旅行地図帳 6号 北信越―全線・全駅・全廃線』新潮社、2008年、36頁。ISBN 978-4107900241。
- ^ 1920年2月11日付大阪朝日新聞 北陸版(神戸大学附属図書館新聞記事文庫)
- ^ 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、184頁。
- ^ 1942年12月7日軌道譲渡許可「軌道譲渡」『官報』1942年12月21日(国立国会図書館デジタルコレクション)
- ^ 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、175頁。
- ^ a b c 富山地方鉄道(編)『富山地方鉄道五十年史』富山地方鉄道、1983年、378頁。
- ^ a b c 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、176頁。
- ^ a b 富山地方鉄道(編)『写真でつづる富山地方鉄道50年の歩み』富山地方鉄道、1979年、177頁。