蜜×蜜ドロップス
蜜×蜜ドロップス | |
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漫画 | |
作者 | 水波風南 |
出版社 | 小学館 |
掲載誌 | 少女コミック |
レーベル | フラワーコミックス |
発表号 | 2004年17号 - 2006年15号 |
巻数 | 全8巻 |
OVA | |
原作 | 水波風南 |
監督 | 東郷光宏 |
キャラクターデザイン | 村井孝司 |
アニメーション制作 | ラディクス |
製作 | 小学館「少女コミック」編集部 ソフトガレージ |
発売日 | 2006年4月28日 2006年7月28日 |
話数 | 全2話 |
テンプレート - ノート | |
プロジェクト | 漫画・アニメ |
ポータル | 漫画・アニメ |
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『蜜×蜜ドロップス』(みつみつドロップス)は、水波風南による少女漫画作品。小学館「少女コミック」に2004年より連載されていた。単行本全8巻。 2005年1月にドラマCDが、2006年4月にはプレイステーション2用ゲームと、OVAが発売された。
概要
作品舞台である蜂城学院には名家の子息だけが通える特別クラス「九華科」がある。「九華科」には、九華科の生徒「MASTER」より指名された普通科の生徒「HONEY」が、MASTERの身の回りの世話をしなければならないという「HONEY制度」が存在する。
普通科に通う少女、萩乃柚留と柚留をHONEYに指名した煉夏可威の関係を描く恋愛漫画。
登場人物
主な登場人物
- 萩乃柚留(はぎの ゆずる)
- 声 - 福圓美里
- 主人公。煉夏可威の「HONEY」。元々は普通科の生徒であったが、バイト中に出会った可威の気まぐれにより「HONEY」になった。極々普通の女子高生。勉強・運動共に苦手なようである。家が貧乏。
- 煉夏可威(れんげ かい)
- 声 - 鈴村健一
- 萩乃柚留の「MASTER」。レンゲの家紋を持つ。柚留とは反対に、勉強・運動ともに完璧。バスケットボールが趣味。当初は「HONEY」を暇つぶしの道具としか考えていなかった。
- 桜樹那由太(さくらぎ なゆた)
- 声 - 菅沼久義
- 久喜絃青の「MASTER」。サクラの家紋を持つ。明るい盛り上げ役的な存在。パンク・ファッションが好み。運動は得意のようだが、勉強は苦手なようである。
- 弦青の事を大事に思っており、弦青が髪を切った時には放心状態になった。また弦青の髪を何時も結んでやっている。ちなみに弦青に送った初めてのプレゼントがヘアゴム。弦青が未玖と仲良くしていたのを知って嫉妬?していたようす。外見は女性と見紛うほど。目が大きい。滅多に泣くことは無いが泣いた時は色っぽいらしい(弦青談)
- 久喜絃青(くき げんじょう)
- 声 - 子安武人
- 桜樹那由太の「HONEY」。逆さ菊の家紋を持つ。長髪。那由太のことをとても大事に思っている。勉強は可威以上にできる。趣味は那由太鑑賞。
- 那由太から貰ったヘアゴムをとても大切にしていて、他人に触られたくない。また絃青にとって髪を結んで貰う事はとても特別で、髪を結んで貰うのは那由太だけと決めている。ちなみに絃青は髪を結ぶ事がとても下手。
- 「HONEY」制度の廃止を賭けた「MASTER」だけの学力テストでは那由太に勉強の参考資料を送ったりと那由太を常に思っている。
- 百合丘千駿(ゆりおか ちはや)
- 声 - 福山潤
- 「HONEY」を持たない「MASTER」。ユリの家紋を持つ。和服を好んでいる。可威に強い憧れを抱いている。一時期、煉夏可威のHONEY・萩野柚留を引き離そうとしていた。
- 司竜茅架(しりゅう かやか)
- 一時的に百合丘千駿の「HONEY」となる。煉夏可威の幼馴染で、自称・婚約者。可威のことが好き。生まれつき心臓が弱く、アメリカで成功率70%の手術を受け、受けるとき成功したら可威に告白しようとした。中華ファッションを好む。
九華科
- 維原紅亜(いばら くれあ)
- バラの家紋を持つ。典型的な美少女。「HONEY」はミクロ(ミルフィーユ=クロテッド=山田)。
- 杜若蟻砂(かきつばた ありさ)
- カキツバタの家紋を持つ。強気な性格のお嬢様。「HONEY」は山咲芹(やまさき せり)。
- 宇蘭凪(うらん なぎ)
- ランの家紋を持つ。双子の兄。タレ目。「HONEY」は浦部愛(うらべ あい)のちに浦部恋(うらべ こい)。
- 宇蘭冴(うらん さえ)
- 双子の弟。吊り目。双子揃って可威を嫌っている。「HONEY」は浦部恋(うらべ こい)のちに浦部愛(うらべ あい)。
- 緋周洸心(ひまわり こうしん)
- ヒマワリの家紋を持つ。喘息持ち。「HONEY」は日高未玖(ひだか みく)。
- 鳥兜独(とりかぶと どく)
- トリカブトの家紋を持つ。『DROPゲーム』では万年最下位。「HONEY」は雛子(ひなこ)。
- 運動が大嫌い。また雛子がHONEYになるまでは、HONEY制度は無くなっても構わないと思っていた。
- 日高未玖(ひだか みく)
- 洸心の「HONEY」 モデル系美人。洸心の喘息の事を気遣っている。言葉遣いは作中の女キャラの中で一番悪い。身長は高い。久喜絃青の親戚。
ドラマCD
Softgarageより発売。
- 2005年1月28日発売
- 2005年5月27日発売
- 2005年8月26日発売
ゲーム
『蜜×蜜ドロップス LOVE×LOVE HONEY LIFE』としてアイディアファクトリー(オトメイト)より2006年4月6日に発売されたプレイステーション2用恋愛アドベンチャーゲーム。CEROレーティング12才以上対象。
プレイヤーはゲーム版の主人公白詰くるみとなって2人のMASTERと共に学園生活を送る。会話や移動の選択肢によってストーリーが変化するマルチエンディングシステム。
オリジナルキャラクター
OVA
- 2006年4月28日発売
- 2006年7月28日発売
スタッフ
- 監督 - 東郷光宏
- 脚本 - 香村純子
- キャラクターデザイン・総作画監督 - 村井孝司
- 絵コンテ - 小坂春女(第1巻)、後藤象一郎(第2巻)
- 演出 - 小坂春女
- 作画監督 - 小澤円(第1巻)、野田めぐみ(第2巻)、松浦里美(第2巻)
- プロップデザイン - 小野隆嗣
- 美術監督 - 椋本豊
- 色彩設計 - 藤木由香里
- 撮影監督 - 浅野宏影
- 編集 - 後藤正浩
- 音楽 - MELONEST、粕谷昌一
- 音響監督 - 田中英行
- プロデューサー - 前田未央、西湯祟
- アニメーション制作 - ラディクス
- 製作 - 小学館「少女コミック」編集部、ソフトガレージ
主題歌
- オープニングテーマ「ロックン☆スウィーツ」
- 歌 - 藤みさき+ / 作詞 - 藤みさき / 作曲 - 粕谷昌一
- エンディングテーマ「フレンチ☆キス」
- 歌 - 藤みさき+ / 作詞 - 藤みさき / 作曲 - 粕谷昌一、藤みさき
余談
原作が大ヒットし、ゲーム化までされたが、その反面、その内容が、(「少女コミック」作品という観点からすれば)過激な性描写に満ちていた事から、「気持ち悪い」や、「子供に悪影響を与える」と言った非難を受けた(因みに、前作の『レンアイ至上主義』でも同じ様に非難されている)。