福井女子短期大学

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。ブルーメンタール (会話 | 投稿記録) による 2022年9月10日 (土) 07:52個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (→‎関連サイト: カテゴリ追加)であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

福井女子短期大学
大学設置 1963年
創立 1950年
廃止 1978年
学校種別 私立
設置者 学校法人金井学園
本部所在地 福井県福井市学園町20
学部 機械科[1]
電気科[1]
家政科
  家政専攻
  食物栄養専攻
  服飾専攻
テンプレートを表示

福井女子短期大学(ふくいじょしたんきだいがく)は、福井県福井市学園町20に本部を置いていた日本私立大学である。1963年に設置され、1978年に廃止された。大学の略称は福女短。学生募集は1975年度まで[2]翌年度より短期大学は学生募集を停止し、1978年8月21日 正式廃止[3]

概要

大学全体

  • 学校法人金井学園により運営されていた日本私立短期大学1963年に電気科からなる福井短期大学として設置されたことにはじまる。1964年に機械科と家政科を設置して最大3学科体制となるが、機械科・電気科が1965年より福井工業大学工学部に譲渡されたため、女子を対象とした家政科のみの単科短大となる。機械科・電気科が廃止になるとともに、福井女子短期大学となる。

建学の精神(校訓・理念・学是)

  • 福井女子短期大学における建学の精神:「悠久なる日本民族の歴史と伝統とに根ざした愛国心を培い、節義を重んずる人格の形成、科学技術の研究に努め、もって人類社会の福祉に貢献すること」[4]

教育および研究

  • 家政学をベースとした専門教育が行われていた。同時に、栄養士の養成を執り行っていた。

学風および特色

  • 福井県で最初に設置された短期大学である。

当時実施されていた入学試験について

沿革

  • 1950年 北陸電気学校が創設される。
  • 1963年 北陸電気学校を発展・改組して福井短期大学(ふくいたんきだいがく)を置く。 設置学科は電気科のみ:在学者数は45(うち女子1)[5]
  • 1964年 機械科(在籍者数19(0)[6])、家政科(在籍者数16、0[6])を増設。
  • 1965年 福井女子短期大学と改称。
  • 1966年 家政科を専攻分離。
    • 家政専攻
    • 食物栄養専攻
  • 1967年3月31日 機械科・電気科廃止される。
  • 1967年 家政科に服飾専攻が増設される。
  • 1975年度をもって学生募集を終了とする。
  • 1978年8月21日 正式廃止[3]

基礎データ

所在地

  • 福井県福井市学園町20

象徴

  • 福井女子短期大学のカレッジマークは篆刻化された縦文字の「大学」の中央部に「女子大学」を意味する「女」の文字が記されたものとなっていた[4]

教育および研究

組織

学科

  • 機械科[1]1965年度における学生総数は10(男子のみ)[7]
  • 電気科[1]1965年度における学生総数は30(男子のみ)[7]
  • 家政科
    • 家政専攻
    • 食物栄養専攻
    • 服飾専攻

専攻科

  • なし

別科

  • なし

取得資格について

資格

  • 栄養士資格:家政科食物栄養専攻にて設置されていたが、栄養士コースに所属する必要があった[4]

教職課程

大学関係者と組織

大学関係者一覧

大学関係者

歴代学長

  • 指定寮があった[4]

対外関係

系列校

参考文献

脚注

  1. ^ a b c d 1964年度入学生までの募集。1967年3月31日廃止。
  2. ^ 機械科・電気科はそれぞれ1964年度入学生が募集最終。翌年度よりそれぞれ福井工業大学へ譲渡。
  3. ^ a b 平成23年度『全国短期大学高等専門学校一覧』273頁より。
  4. ^ a b c d e f 1975年度用『全国短期大学受験案内』(晶文社)298頁より
  5. ^ 昭和39年度版『全国学校総覧』(以下『総覧』と略す。)29頁より。
  6. ^ a b 昭和40年度版『総覧』29頁より。
  7. ^ a b 昭和41年度版『総覧』32頁より。
  8. ^ 余談だが、昭和42年度版の『総覧』(35頁)では「太二郎」となっている。

関連項目

関連サイト