真壁駅

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真壁駅
駅跡(ホーム)
まかべ
Makabe
常陸桃山 (2.0 km)
(1.9 km) 樺穂
所在地 茨城県真壁郡真壁町古城(現・桜川市
所属事業者 筑波鉄道
所属路線 筑波線
キロ程 30.2 km(土浦起点)
駅構造 地上駅
ホーム 2面3線
乗降人員
-統計年度-
1,064人/日
-1978年[1]-
開業年月日 1918年大正7年)6月7日[2]
廃止年月日 1987年昭和62年)4月1日[2]
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真壁駅(まかべえき)は、茨城県真壁郡真壁町古城(現・桜川市)にあった、筑波鉄道筑波線廃駅)である。筑波線廃止に伴い1987年昭和62年)に廃止された。この項目では、鉄道駅廃止後2011年平成23年)3月まで存在した「真壁駅」バス停留所についても記載する。

歴史

駅構造

利用状況

1978年(昭和53年)の乗降客数は1日平均1,064人で、土浦・東京への買い物客や、茨城県立真壁高等学校への通学客が多かった。

駅周辺

バス路線

真壁駅バス停留所(現在は廃止)
真壁駅停留所で使われていたバス停留所標識柱の廃品

「真壁駅」の名は鉄道廃止後もバス停留所名として残っていた。「真壁」駅ではなく「真壁駅」停留所である。

つくばセンター方面(急行)、岩瀬駅方面(急行、普通)、下館駅方面への路線バスが発着していたが、2008年平成20年)4月1日より数本の土浦駅方面のみとなり、鉄道廃線以来初めてJR水戸線方面への連絡がなくなり、他路線・他交通機関との結節を持たない盲腸線終点となった。バス案内所はない。

2011年(平成23年)3月限りで真壁駅と筑波山口を結ぶバスが全廃され、真壁駅を経由する路線バスは消滅。駅前広場は住宅地に転用されている。

2016年(平成26年)10月からの実証実験を経て、2017年(平成27年)10月より桜川市コミュニティバス「ヤマザクラGO」が運転を開始。真壁城跡(旧真壁駅近く)を発着するが、かつての真壁駅バス停へは乗り入れない。

  • 関東鉄道つくば北営業所) 真壁駅‐ 筑波山口土浦駅(2010年10月現在、平日1日3便・休日運休) - 2011年4月1日廃止
  • 桜川市バス「ヤマザクラGO」 筑波山口 ‐ 真壁城跡 ‐ 桜川市役所岩瀬庁舎(2018年6月現在、平日休日とも上下9便および区間便) - 2017年10月1日本格運行開始

現状

駅舎・待合室等は撤去されたものの、構内はつくば霞ヶ浦りんりんロード真壁休憩所として整備され、ホームには営業当時からあった桜の木々がそのまま保存されている。

隣の駅

筑波鉄道
筑波線
常陸桃山駅 - 真壁駅 - 樺穂駅

脚注

  1. ^ a b c d e RM LIBRARY 256 筑波鉄道(下)(寺田裕一・著 ネコ・パブリッシング 2021年10月1日初版)「第3章 施設・駅」p.10
  2. ^ a b c d e f g 曽根悟(監修) 著、朝日新聞出版分冊百科編集部 編『週刊 歴史でめぐる鉄道全路線 公営鉄道・私鉄』 21号 関東鉄道・真岡鐵道・首都圏新都市鉄道・流鉄、朝日新聞出版〈週刊朝日百科〉、2011年8月7日、9-11頁。 

関連項目

座標: 北緯36度16分36.5秒 東経140度06分17.1秒 / 北緯36.276806度 東経140.104750度 / 36.276806; 140.104750