生長の家社会事業団
公益財団法人生長の家社会事業団(こうえきざいだんほうじんせいちょうのいえしゃかいじぎょうだん)は、谷口雅春の宗教的信念を掲げて社会厚生事業や社会文化事業をおこなう団体である[1]。児童養護施設やグループホームを運営し、また『生命の實相』『甘露の法雨』など谷口の著作20点の著作権を基本財産として保有している[1]。宗教法人生長の家と対立的な生長の家本流運動に属する。
沿革
太平洋戦争終戦直後、戦災孤児を赤坂の花嫁学校「生長の家家庭光明寮」(1935年設立)に収容、養育したことを起源とする[2]。1945年11月14日、財団法人生長の家社会事業団設立許可申請[2]。1946年1月8日、東京都により設立許可、寄附行為施行[1]。1948年6月1日、児童福祉法に基づく児童養護施設に認可[2]。1961年8月、現在地に移転[2]。2012年4月1日、公益法人制度改革に伴い、現名称に変更[2]。
運営施設
- 神の国寮 - 児童養護施設、東京都国立市富士見台[2]
- プラムフィールド - グループホーム、東京都国立市谷保、2005年4月開設[2]
- 欅の家 - グループホーム、東京都国分寺市東元町、2006年4月開設[2]
- さくらんぼの家 - グループホーム、東京都立川市富士見町、2007年3月開設[2]
- ひまわりの家 - グループホーム、東京都府中市北山町、2009年3月開設[2]
- みつばちの家 - 小規模グループケア、東京都国立市富士見台、2010年4月開設[2]
- ショートステイホームおひさま - 子育て短期支援事業、東京都国立市富士見台、2011年10月開設[2]
- 谷口雅春先生記念図書資料館 - 図書館法に基づく図書館[1]、東京都国立市富士見台