玉置桃
獲得メダル | ||
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日本 | ||
柔道 | ||
アジア柔道選手権 | ||
金 | 2015 クウェートシティ | 57kg級 |
世界ジュニア | ||
金 | 2014 フォートローダーデール | 57kg級 |
銀 | 2010 リュブリャナ | 48kg級 |
玉置 桃(たまおき もも、1994年9月16日 - )は、北海道岩見沢市出身の日本人の女子柔道選手。階級は57kg級。身長161cm。血液型はB型。段位は弐段。組み手は右組み。得意技は大内刈[1]。現在は三井住友海上に所属している[2]。
経歴
柔道は6歳の時に無窮館玉置塾で始めた[1]。光陵中学3年の時には全国中学校柔道大会48kg級で優勝を飾った。高校は東京にある藤村女子高校に進むと、1年の時に インターハイに出場するが、3回戦で比叡山高校3年の遠藤宏美に背負投で敗れた。続く全日本ジュニアでは近畿大学2年の十田美里を指導3で破って、高校1年ながら優勝を果たした[3]。しかし、世界ジュニアでは決勝で十田に0-3の判定で敗れて2位に終わった。2年のインターハイでは決勝で宮崎商業高校1年の山田樹に0-3の判定で敗れて2位だった。その後階級を52kg級に上げて講道館杯に出場するが、初戦で松商学園高校1年の出口クリスタに指導2で敗れた。3年のインターハイでも初戦で敗れた。2013年には三井住友海上へ入社すると、階級も57kg級に上げた。実業団体ではチームの優勝に貢献した。実業個人では準決勝でロンドンオリンピックで優勝して以来1年ぶりの復帰戦となった松本薫を有効で破るも、決勝でコマツの石川慈に腕挫十字固で敗れた。全日本ジュニアでは3位だったが、アジアジュニアでは優勝を飾った。2014年の実業個人でも石川に指導2で敗れて2位だった。全日本ジュニアでは山梨学院大学1年の出口を技ありで破って4年ぶり2度目の優勝を飾った[4]。世界ジュニアでは決勝で出口を大外刈で破るなど、5試合オール一本勝ちで優勝を飾った[5][6]。講道館杯では準決勝で石川に敗れるも3位となった。2015年2月のヨーロッパオープン・ソフィアでは決勝で地元の選手に棄権負けした。4月の選抜体重別では準決勝でベネシードの松本に指導1で敗れた。5月のアジア柔道選手権では優勝を飾り、団体戦でも優勝した[7][8]。
IJF世界ランキングは580ポイント獲得で30位(16/4/11現在)[9]。
戦績
48kg級での戦績
- 2009年 - チューリンゲンカデ国際 優勝
- 2009年 - 全国中学校柔道大会 優勝
- 2010年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2010年 - 世界ジュニア 2位
- 2010年 - 講道館杯 7位
- 2011年 - 韓国ジュニア国際 優勝
- 2011年 - インターハイ 2位
- 2011年 - 全日本ジュニア 5位
57kg級での戦績
- 2013年 - 実業団体 優勝
- 2013年 - 実業個人 2位
- 2013年 - 全日本ジュニア 3位
- 2013年 - アジアジュニア 優勝
- 2014年 - 実業団体 2位
- 2014年 - ポーランドジュニア国際 優勝
- 2014年 - 実業個人 2位
- 2014年 - 全日本ジュニア 優勝
- 2014年 - 世界ジュニア 優勝
- 2014年 - 講道館杯 3位
- 2015年 - ヨーロッパオープン・ソフィア 2位
- 2015年 - 選抜体重別 3位
- 2015年 - アジア柔道選手権 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2015年 - 実業団体 優勝
- 2015年 - グランプリ・ブダペスト 3位
- 2015年 - グランプリ・青島 5位
(出典[1]、JudoInside.com)。
脚注
- ^ a b c 「柔道全日本強化選手名鑑 2015」近代柔道 ベースボールマガジン社、2015年4月号
- ^ 選手プロフィール : 玉置 桃 | 三井住友海上
- ^ 女子柔道・岩見沢出身の高1玉置 全日本ジュニア初優勝 「攻める姿勢」貫く 47NEWS 2010年9月26日
- ^ 世界女王19歳近藤が初優勝 日刊スポーツ 2014年9月13日
- ^ 玉置が優勝=柔道世界ジュニア 時事通信 2014年10月24日
- ^ Junior World Championships, Fort Lauderdale 2014 DAY 2
- ^ 浅見、高上ら優勝=柔道アジア選手権 時事通信 2015年5月14日
- ^ 日本、男女とも団体優勝=柔道アジア選手権 時事通信 2015年5月16日
- ^ World ranking list
外部リンク
- 玉置桃 - JudoInside.com のプロフィール(英語)