源長寺 (足立区)

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源長寺
所在地 東京都足立区千住仲町4-1
位置 北緯35度44分38.9秒 東経139度47分57.2秒 / 北緯35.744139度 東経139.799222度 / 35.744139; 139.799222 (源長寺 (足立区))座標: 北緯35度44分38.9秒 東経139度47分57.2秒 / 北緯35.744139度 東経139.799222度 / 35.744139; 139.799222 (源長寺 (足立区))
山号 稲荷山[1]
院号 勝林院[1]
宗派 浄土宗[1]
本尊 阿弥陀如来[1]
創建年 慶長15年(1610年[1]
開山 円誉不残[1]
開基 伊奈忠次(実質的には石出吉胤
法人番号 2011805000108 ウィキデータを編集
源長寺 (足立区)の位置(東京都区部内)
源長寺 (足立区)
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源長寺(げんちょうじ)は、東京都足立区にある浄土宗寺院

概要

1610年慶長15年)、伊奈忠次開基である。寺名は忠次の戒名「勝林院殿前備前太守秀誉源長大居士」が由来である[2]

ただ、実質的な創建者は千住の開発者石出吉胤で、代官頭(後の関東郡代)の忠次に花を持たせる意味で「開基」の座を譲ったという[1]

なお埼玉県川口市に、同じ院号寺号を持つ伊奈忠次ゆかりの源長寺がある。

墓所

吉胤の千住開発の功により石出家は代々名主を務めることになった[2]
  • 心静法尼(女性行者
落語家三遊亭圓朝のどを痛めて声が出なくなった際に、法力で治したという。圓朝はこれに感謝して石灯籠を墓前に寄進した[2]

交通アクセス

脚注

  1. ^ a b c d e f g 新編武蔵風土記稿 掃部宿.
  2. ^ a b c 足立史談会 編『足立区史跡散歩 (東京史跡ガイド21)』学生社、1992年、40-43p

参考文献

関連項目