浅井山公園

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。円周率3パーセント (会話 | 投稿記録) による 2014年10月27日 (月) 12:57個人設定で未設定ならUTC)時点の版 (+「出典の明記」.+画像提供依頼,+座標 (PJ:GEO/GL使用))であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

浅井山公園
分類 都市公園(特殊公園)
所在地
愛知県一宮市浅井町東浅井字下之瀬
座標 北緯35度19分49.3秒 東経136度49分25.5秒 / 北緯35.330361度 東経136.823750度 / 35.330361; 136.823750座標: 北緯35度19分49.3秒 東経136度49分25.5秒 / 北緯35.330361度 東経136.823750度 / 35.330361; 136.823750
面積 35,577平方メートル
運営者 一宮市
公式サイト 一宮市のサイト
テンプレートを表示

浅井山公園(あざいやまこうえん)とは、愛知県一宮市にある一宮市立の都市公園である[1]。一宮市が管理する。

概要

国土画像情報(カラー空中写真)国土交通省1982年度撮影
上空から見た浅井山公園の温故井池。南に流れているのは日光川である。
  • 温古井池(かつての木曽川の支流跡の河跡湖)を中心にした公園であり、広さは3.56ha。
  • 池の北側にアスレチックジム砂場があり、南側は噴水バラ園、緑地となっている。また、池のまわりはサクラの名所である。
  • 池は釣りをすることが可能。また、アヒルなどが放し飼いにされている。過去には貸しボートも行われていた。(90年代前半に廃止)
  • 水の出入りが少ない池のため、水質の悪化が進んでいたが、1998年(平成10年)より水質浄化や水生動物の生息場所として、岸や人工の浮島に水生植物を植えている(ビオトープ)。

歴史

  • 温古井池は、平安時代尾張三名泉の一つである「浅井の温故井」に由来する。温故井は浅井神社(温古井池の北にある)付近にあったという。
  • 温古井池は、尾張藩が所有していた池であった。1811年文化8年)、尾張藩主徳川斉朝が落馬で負傷したさい、御殿医の森林平(浅井万金膏の製造・販売者)の治療で完治する。そのお礼として温古井池が与えられ、以降、森氏の庭園となるが、太平洋戦争の影響で手入れが行き届かず、荒れ果ててしまったという。
  • 1962年(昭和37年)、森氏は温古井池を一宮市に寄贈する。市は公園として整備し、1965年(昭和40年)に開園する。

交通

公共交通機関

自動車

県道一宮各務原線西浅井交差点、東へ100mに無料駐車場(15台)がある。

開園時間

  • 3月~10月 5:30~19:00
  • 11月~2月 6:00~19:00

脚注

  1. ^ 一宮市 都市公園一覧表