砂場

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足跡が残る砂場
団地内にある砂場。藤棚で日陰が作られている。
競技用の砂場は、着地に失敗し転倒しても安全である

砂場(すなば)とは、保育所(保育園)や、幼稚園学校といった教育施設公園(おもに児童公園)などに設けられる遊び場で、地面に開けられたくぼみにを満たしたものである。また、硬く踏み均された地面と違い、衝突に際して砂の粒子の一部が流体となって衝撃を吸収するため、すべり台鉄棒の着地場所に設けられたり、走り幅跳びなどの競技において着地場所として専用の砂場も設けられる。

砂遊びを楽しむ場所としては、砂を固めて様々な形状を作り出し、楽しむことが出来る。また、一ヶ所に砂を集めることで山を作ったり、そこに横穴を掘ることでトンネルを摸すといった造形が可能である。

スコップバケツなどの道具を持参して役立てることもある。

複雑な形を造るときなど、強度が必要な場合は、水を用意して水分を含ませるなどして泥にし、硬さを高めることがしばしば行われる。水がホースなどで継続的に供給可能な場合は、川や湖を模すこともできる。

主に小学校にある砂場では理科の教育に関連して磁石を用いた砂鉄の採取が行われることもある(大抵の砂場には砂鉄が含まれている)。

安全・衛生[編集]

地面にしかれた砂・泥に触れるのであるから雑菌を手に残したままにならないよう、遊び終わった際にはよく手を洗うことが重要である。管理があまり行き届いていない施設では土壌汚染ガラスの破片などの危険物への注意も怠らないようしなければならない。

野良猫などの侵入の対策がなされていない砂場は、の糞便で汚染されていることが多い。トキソプラズマなどの寄生虫の感染源となるため、注意が必要である。

衛生と安全を保つために砂を加熱しふるいに掛け異物を取り除くなどの対応を図る砂場もみられるが、維持費用の増加が問題となっている。

参考文献[編集]

  • 笠間浩幸『<砂場>と子ども』東洋館出版社 2001年

関連項目[編集]