林竜多郎

林竜多郎（はやしりゅうたろう、1980年 11月8日 - ）は、日本の声優、俳優。USP所属。また劇団すごろくの俳優でもある。

経歴

幼少時代、祖母に「あなたは朗読が上手ね」と言われたことや中学校時代の音楽の教師に「あなた声がいいから声優になってみたら？」と言われた事がきっかけで演劇の道に目覚める。

岐阜県立中津高等学校へ進学。別役実に傾倒する。3年時に全国大会出場を獲得するも、全国大会は翌年に行われるため舞台に立つことはできなかった。

演劇の専門学校へ進学を希望していたが、親の反対に遭い渋々獨協大学へ進学し、そこでも演劇を続ける。在学中は寺山修司、唐十郎らのアングラ演劇に影響を受けた。また4年上の先輩に俳優の山崎樹範がいる。

大学卒業後はシステムエンジニアとして働くも、馬に携わる仕事をしたいと単身北海道へ赴き、吉田牧場 (北海道)に勤務。担当していた馬の中にはフジヤマケンザン、ライデンリーダー、ゴールデンキャストがおり、生産馬としては2010年ハイセイコー記念2着馬リョウウンがいる。

しかし俳優への夢を捨てきれず、再び上京。劇団すごろくの付属研究所第10期生として入団し、2011年正劇団員となる。

趣味はギター演奏と競馬。中学時代から父の影響でギターを始める。最初に握ったのは父のアコースティックギターで、父の井上陽水のフォークソング集を参考に練習していた。またこの頃から奥井雅美のファンとなり、いまだにライブには欠かさず参加している。高校で友人から勧められMr.Children、スピッツなどを嗜む。大学時代は先輩の影響でMR.BIGなどの洋楽ハードロック・ヘヴィ・メタルに加え寺山修司の影響からJ.A.シーザーをきっかけにプログレッシヴ・ロックにも目覚める。中でも大のドリーム・シアター好きで、ジョン・ペトルーシのシグネチュア・モデル（7弦）を愛用している。

競馬は1994年の有馬記念から競馬に興味を持ち、後に牧場勤務をするほど。好きな馬はサマニベッピン、サイレンススズカ。馬券下手のため競馬場へ足を運ぶ時以外は基本的には賭けないという。

2012年

2014年