東港駅
東港駅 | |
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東港駅構内(2008年) | |
とうこう Toukou | |
所在地 | 愛知県名古屋市南区滝春町12-3 |
駅構造 | 地上駅 |
開業年月日 | 1965年(昭和40年)8月20日 |
乗入路線 | |
所属路線 | 東港線 |
キロ程 | 3.8 km(笠寺起点) |
◄笠寺 (3.8 km) | |
所属路線 | 南港線 |
キロ程 | 0.0 km(東港起点) |
(6.9 km) 名古屋南貨物► | |
所属路線 | 昭和町線 |
キロ程 | 0.0 km(東港起点) |
(1.1 km) 昭和町► | |
所属路線 | 汐見町線 |
キロ程 | 0.0 km(東港起点) |
(0.9 km) 船見町► | |
所属路線 | 東築線 |
キロ程 | 0.0 km(東港起点) |
(1.3 km) 名電築港► | |
備考 | 貨物専用駅 |
東港駅(とうこうえき)は、愛知県名古屋市南区滝春町12-3にある名古屋臨海鉄道の貨物駅である。東海市新宝町付近で分岐する専用線も当駅分岐扱いとなっている。
名古屋臨海鉄道東港線、南港線、昭和町線、汐見町線、東築線が接続する中枢の駅。名古屋臨海鉄道本社の最寄り駅でもある。
歴史
- 1965年(昭和40年)8月20日 - 東港線・汐見町線・昭和町線開通時に開業。
- 1968年(昭和43年)9月1日 - 南港線開通。この頃、三洋化成工業専用線が開通。
- 1982年(昭和57年)4月26日 - 東築線開通。
駅構造
十数本の着発線・側線を有する地上駅で、各線から集められた貨車を仕分ける操車場としての機能を持つ。構内東端には名古屋臨海鉄道の車両基地たる東港機関区や、貨車の検修庫が設置されている。また一部の私有貨車の常備駅に指定されている。
かつては駅西隣にあった矢作製鉄(現・中部リサイクル)への専用線が存在し、銑鉄やケイ化カルシウム、硫化鉱物などの輸送が行われていた[1]。
操車場から3キロメートルほど南の東海市新宝町では、南港線から三洋化成工業名古屋工場へ続く専用線が分岐している。分岐点周辺には本線1線と仕分線1線、専用線、仕分線と専用線に接続する引き上げ線が敷設されている。専用線の入換作業は、本線で運行される名古屋臨海鉄道のディーゼル機関車が行う。
取扱う貨物の種類
当駅は、専用線発着のコンテナ貨物および車扱貨物の取扱駅である。
主な取扱品目は、三洋化成工業専用線に到着する液体酸化エチレンや水酸化ナトリウム(苛性ソーダ)などの化学薬品である。苛性ソーダはタンク車によって昭和町駅(東亞合成名古屋工場)などから輸送されていた。一方、液体酸化エチレンはコンテナ車に積載されたタンクコンテナによって千鳥町駅(日本触媒川崎製造所千鳥工場)から輸送される。この輸送もタンク車が用いられていたが、2008年(平成20年)にタンクコンテナに切り替えられた。
駅周辺
隣の駅
脚注
- ^ 名古屋臨海鉄道 『十五年のあゆみ』(1981年)による。
参考文献
- 今尾恵介 編『日本鉄道旅行地図帳 全線全駅全廃線 7号 東海』新潮社、2008年11月18日、62頁。ISBN 978-4-10-790025-8。