山田弘 (馬主)
やまだ ひろし 山田 弘 | |
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生誕 |
1946年7月21日(77歳)[1] 日本 東京都新宿区 |
職業 | 実業家、馬主 |
肩書き | 不動産会社経営者 |
山田 弘(やまだ ひろし、1946年7月21日 - )は、日本の実業家(不動産会社経営)、馬主[2]。
馬主活動
日本中央競馬会(JRA)および地方競馬全国協会(NAR)に登録する馬主として知られる。勝負服の柄は緑,黒袖,黄鋸歯形、冠名は特に用いない。祖父の影響で競馬ファンとなり[2]、1988年11月[1]に馬主資格を取得し、2004年産馬の2頭より競走馬を所有しはじめた。長らく重賞勝ち馬は現れず、岩清水ステークス(1600万下)を勝利しオープンクラスにまで昇格したマックスドリームが主な活躍馬であったが[注 1]、2015年になると、ダート路線で善戦していたサウンドトゥルーが本領を発揮するようになり、10月7日の日本テレビ盃をコパノリッキーらを破って制覇、馬主資格取得から27年目にしての初のグレード制重賞制覇を果たした。さらに、年末の東京大賞典を制しGI級競走を初制覇、翌年にはチャンピオンズカップも制してJRA・GI初制覇を果たした[2]。さらに2021年にはタイトルホルダーが弥生賞ディープインパクト記念を制し芝の重賞を初制覇[3]、さらに菊花賞も制しクラシック初制覇を果たした[4]。
なお、近年の所有馬の多くは岡田スタッドの生産馬であり、タイトルホルダーの菊花賞制覇は岡田スタッドのクラシック初制覇となった[5]。
主な所有馬
GI級競走優勝馬
斜字は地方重賞。
- サウンドトゥルー(2015年東京大賞典、日本テレビ盃、JBCクラシック2着、チャンピオンズカップ3着、2016年チャンピオンズカップ、川崎記念2着、2017年JBCクラシック、川崎記念2着、2019年金盃、2020年金盃、東京記念)
- タイトルホルダー(2021年菊花賞、弥生賞ディープインパクト記念、2022年天皇賞・春、宝塚記念、日経賞)
地方重賞優勝馬
- ホールドマイラブ(2009年、2010年園田チャレンジカップ)
なお、以前は一口馬主としても馬を所有しており、代表的な出資馬・共同所有馬にはダンスインザムード、ドゥラメンテ、ローズキングダム、ミトラがいた[1]。
脚注
注釈
出典
- ^ a b c 競馬ブック 2017年1月9日号
- ^ a b c 【有馬記念】タイトルホルダーの山田弘オーナー、母も姉も購入オファーあった縁ある一族でビッグタイトル狙う - スポーツ報知、2022年6月20日閲覧。
- ^ “重賞制覇レポート『タイトルホルダー』岡田スタッド編(弥生賞)”. Pacalla. 2022年6月28日閲覧。
- ^ “【第1回】クラシック初制覇|山田弘オーナーインタビュー|キャプテン渡辺のウィナーズサークル”. 一般社団法人中山馬主協会. 2022年6月28日閲覧。
- ^ “重賞制覇レポート『タイトルホルダー』岡田スタッド 編(菊花賞)”. Pacalla. 2022年6月28日閲覧。