尾張津島天王祭
尾張津島天王祭 Owari Tsushima Tenno Festival | |
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宵祭 | |
イベントの種類 | 祭り |
開催時期 | 7月第4土曜日とその翌日 |
初回開催 | 室町時代 |
会場 | 津島神社・天王川公園(愛知県津島市) |
公式サイト |
尾張津島天王祭(おわりつしまてんのうまつり)は、愛知県津島市と愛西市に伝わる津島神社の祭。600有余年の歴史を持つ荘厳・華麗な川祭りである。江戸末期の東海道名所図会には、津島祭と記載されている。
概要
祭は数か月にわたり様々な行事、儀式、神事が行われるが、7月第4土曜日の「宵祭」とその翌日に行われる「朝祭」(元はそれぞれ旧暦の6月14日と15日に行われていた[1])がクライマックスであり、「尾張津島天王祭の車楽舟行事」として重要無形民俗文化財に指定されている。2016年(平成28年)12月1日には、「山・鉾・屋台行事」としてユネスコの無形文化遺産に登録された。
この祭は、大阪の天満天神祭、厳島神社の管絃祭と並び日本の三大川祭の1つに数えられ、室町時代から続いているといわれ、織田信長や豊臣秀吉などの名将にも愛されたといわれる[2]。
宵祭は、500個余りの提灯をまとった巻藁舟が、津島笛を奏でながらゆうゆうと天王川を漕ぎ渡り、揺らめく提灯が川面に映りその美しさを際立たせ、朝祭には津島の5艘に愛西市佐屋地区の「市江車」が先頭に加わり 6艘の車楽船が能人形(能の演目の衣装をまとった人形)を飾り楽を奏でながら漕ぎ進む。市江車からは10人の若者が締め込み姿で天王川に飛び込み、布鉾を持って泳ぎ渡り神前に奉納するため走る姿は勇壮である。
ギャラリー
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朝祭
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明治末期の津島祭
脚注
関連項目
外部リンク
- 尾張津島天王祭 由来 - 津島市公式ホームページ
- Network2010 - 尾張津島天王祭
- 尾張津島天王祭の車楽舟行事 - 国指定文化財等データベース(文化庁)