小川温泉 (富山県)

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小川温泉
小川温泉元湯、洞窟風呂
温泉情報
所在地 富山県下新川郡朝日町
座標 北緯36度52分43秒 東経137度37分48秒 / 北緯36.87861度 東経137.63000度 / 36.87861; 137.63000座標: 北緯36度52分43秒 東経137度37分48秒 / 北緯36.87861度 東経137.63000度 / 36.87861; 137.63000
交通 鉄道 - あいの風とやま鉄道線泊駅
車 - 北陸自動車道朝日IC
泉質 塩化物泉
泉温(摂氏 68 °C
湧出量 約420 L/分
液性の分類 弱アルカリ性
宿泊施設数 2(ホテル1・その他1)
外部リンク 小川温泉元湯 ホテルおがわ
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小川温泉(おがわおんせん)は、富山県下新川郡朝日町(旧国越中国)にある温泉

小川温泉は、源泉地にある「小川温泉元湯」と、過去にはそこの湯を引湯した「小川温泉」が存在した。本稿では両者を扱う。

泉質

子宝に恵まれる人が多かったことから、「子宝の湯」とも言われる。

温泉施設

小川温泉元湯

小川の上流部の渓谷にあり、「ホテルおがわ」および湯治部の「不老館」が存在する。

館内に大浴場と小川を望む男女別の露天風呂がある。
歩いて7~8分上流に、石灰華でできた洞窟が頭上を覆う混浴露天風呂「天然洞窟風呂」と、小川沿いに設けられた女性専用露天風呂「蓮華の湯」がある。(冬季閉鎖)洞窟は長年にわたり湯の花が固着し形成されたもので、その美しさから天然記念物に指定されている[1]

小川温泉

宿泊施設が一軒「天望閣」が存在した。なお、いずれも経営母体は同一である。

歴史

元湯の開湯は約400年前とされる。

小川温泉への引湯は大正2年6月に完成し、旅館が同年10月にできた。ここを舞台に金沢出身の作家泉鏡花が幻想的な小説「湯女の魂」を書いた。竹久夢二も小川温泉に一ヶ月逗留したことがある。

アクセス

脚注

  1. ^ 『関西中部の名湯・秘湯』徳間書店

外部リンク