小川温泉 (富山県)
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小川温泉元湯、洞窟風呂 | |
| 温泉情報 | |
| 所在地 | 富山県下新川郡朝日町 |
| 座標 |
北緯36度52分43秒 東経137度37分48秒座標: 北緯36度52分43秒 東経137度37分48秒 |
| 交通 |
鉄道 - あいの風とやま鉄道線:泊駅 車 - 北陸自動車道:朝日IC |
| 泉質 | 塩化物泉 |
| 泉温(摂氏) | 68 ℃ |
| 湧出量 | 約420 L/分 |
| 液性の分類 | 弱アルカリ性 |
| 宿泊施設数 | 2(ホテル1・その他1) |
| 外部リンク | 小川温泉元湯 ホテルおがわ |
小川温泉(おがわおんせん)は、富山県下新川郡朝日町(旧国越中国)にある温泉。
小川温泉は、源泉地にある「小川温泉元湯」と、過去にはそこの湯を引湯した「小川温泉」が存在した。本稿では両者を扱う。
泉質[編集]
子宝に恵まれる人が多かったことから、「子宝の湯」とも言われる。
温泉施設[編集]
小川温泉元湯[編集]
小川の上流部の渓谷にあり、「ホテルおがわ」および湯治部の「不老館」が存在する。館内に大浴場と小川を望む男女別の露天風呂がある。歩いて7〜8分上流に、石灰華でできた洞窟が頭上を覆う混浴露天風呂「天然洞窟風呂」と、小川沿いに設けられた女性専用露天風呂「蓮華の湯」がある(冬季閉鎖)。洞窟は長年にわたり湯の花が固着し形成されたもので、その美しさから天然記念物に指定されている[1]。長らく地元の業者が運営していたが、2016年5月1日に愛知県の旅館運営会社に事業譲渡された。
小川温泉[編集]
宿泊施設が一軒「天望閣」が存在した。なお、いずれも経営母体は同一である。
歴史[編集]
元湯の開湯は約400年前とされる。
明治36年(1903年)ころは一年間の平均浴客数八万三千余人に達する繁昌ぶりで「越中第一の温泉場」と称されたほどであったが、明治45年(1912年)7月の大洪水で大損害を蒙り、移転も検討されたが、泊町将来発展のため泊町にて再興することが決定され、大正2年6月に地元の銀行や大地主らによって小川温泉株式会社が設立された[2]。洪水で温泉が流失したため、薬師岳・朝日岳の山麓・小川渓谷にある源泉から3里4丁の間引湯して現在地に新温泉場を再建し、等級の異なる鬣山閣、不老館、光風館、さい月楼の4つの旅館を直営して多様な顧客に対応し、繁盛した[2]。
小川温泉への引湯は1913年6月に完成し、旅館が同年10月にできた。ここを舞台に金沢出身の作家・泉鏡花が幻想的な小説『湯女の魂』を書いた。竹久夢二も小川温泉に一ヶ月逗留したことがある。
アクセス[編集]
- 小川温泉元湯
- 鉄道:あいの風とやま鉄道線泊駅よりタクシーで約15分。宿泊者には送迎あり。
登山口[編集]
温泉の周辺には、朝日岳に向かう林道(登山道)のゲートがある。
脚注[編集]
- ^ 『関西中部の名湯・秘湯』徳間書店
- ^ a b 小川功「温泉会社の源泉リスクと観光資本家 : 遠距離引湯の廃絶例を中心に」、『彦根論叢』第386巻、滋賀大学経済経営研究所、2010年12月28日、 80-93頁、 NDLJP:8732985。
関連項目[編集]
外部リンク[編集]
- 小川温泉元湯 ホテルおがわ
- 小川温泉元湯 不老館
- 小川温泉誌 伊藤祐賢, 1904年
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