寧波駅
寧波駅 | |
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寧波駅駅舎 | |
宁波站 Ningbo Station | |
所在地 | 浙江省寧波市海曙区南站東路 |
所属事業者 |
中華人民共和国鉄道部、 蕭甬鉄路有限責任公司 |
管轄鉄路局 | 上海鉄路局 |
等級 | 一等駅 |
所属路線 | 蕭甬線、甬台温線、北侖支線 |
駅構造 | 地上駅 |
ホーム | 単式ホーム1面、島式ホーム2面 |
開業年月日 | 1959年 |
寧波駅 | |
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各種表記 | |
繁体字: | 寧波站 |
簡体字: | 宁波站 |
拼音: | Níngbó Zhàn |
発音: | ニンボー ヂャン |
英文: | Ningbo Railway Station |
寧波駅(ニンポーえき)は、中華人民共和国浙江省寧波市海曙区南站東路に位置する中国国鉄上海鉄路局が管轄する駅である。市内の地図には、「火車南站」と記されることがある。 なお、後述している通り、2010年9月8日から当分の間、寧波東駅に全面移転して、当駅の営業は閉鎖される。また、都市間バスのターミナル(汽車南站)が当駅前にあるが、こちらは引き続き営業している。
所属路線
- 中国国鉄
駅構造
利用状況
本駅は蕭甬線、甬台温線の旅客を扱う一等駅で、各種別を含め2010年4月現在、毎日80本余りの旅客列車が発着する[2]。貨物は寧波北駅等の貨物駅で扱う。
歴史
- 1914年:蕭甬線の開通に伴い、旧寧波駅が開業した。旧駅の位置は寧波市江北区桃渡路の姚江沿いの江北公園である[3]。公園内にある紅い煉瓦の正面を持つ二階建ての洋館が旧寧波駅の事務所である[4]。
- 1938年:日中戦争により日本軍が旧寧波駅を爆撃した[5]。蕭甬線の軌道を全て除去した[6][7]。
- 1953年7月1日:蕭甬線を再敷設する建設工事が開始された[3]。
- 1957年 - ソ連の専門家の指導により姚江青林鉄道橋両岸の地盤問題を解決した[7]。
- 1959年6月9日:庄橋~寧波南門間の建設を再開した[3]。
- 1959年9月30日:庄橋~寧波南門間が開通し、全線開通した[3]。寧波南門にある月湖の西側に寧波南駅、即ち現在の新寧波駅が建設された[4]。
- 1982年:貨物駅である寧波北駅が建設された[7]。信号保安設備が電力通票閉塞から継電半自動閉塞となった[4]。
- 1988年2月:新駅舎が完成した。費用は343万元かかった[4]。
- 1998年5月20日:2回目の拡張を行い、一等駅となった[7]。線路を6本増やし、駅舎は5000平方mの広さで、230mのホーム上屋と510mの島式ホームを持つ。拡張総費用は4500万元かかった[4]。
- 2005年上半期:寧波は中国全国で50個の鉄道枢軸都市と18個の鉄道コンテナ基地となった[4]。
- 2009年10月1日:甬台温線が正式開通し、終端駅では無くなった[5]。
- 2010年2月4日:総合サービスセンターが開設された[8]。
- 2010年9月8日:寧波東駅に全面的に移転し、当駅の業務は閉鎖された。チケット発券カウンターも閉鎖。
未来計画
新たな高速鉄道と寧波地下鉄(寧波軌道交通)の発展に対応する為に寧波駅は2010年に大規模な拡張工事を開始する[9]。新たな駅は規模が改造前の17倍になり、8面のホームと16本の発着線を持ち、寧波地下鉄2号線、4号線と乗換が出来て、長江デルタの交通枢軸となる[10]。甬台温線に加え滬杭甬客運専用線(滬杭客運専用線と杭甬客運専用線)、甬金線、杭州湾跨海線、甬舟線、杭甬城際線、甬福線が次々に開通し2020年には発着する列車も大幅に増加して100本を超える予定である。新駅の工事期間中は駅業務を寧波東駅へ移管して、当駅は全面的に閉鎖される[11]。
隣の駅
- 中国国鉄
- 蕭甬線
- 庄橋駅 - 寧波駅
- 甬台温線
- 寧波駅 - 寧波東駅 - 奉化駅
- 北侖支線
- 寧波駅 - 寧波東駅 - 宝幢駅