宝鏡院

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宝鏡院
所在地 静岡県三島市川原ヶ谷2
山号 地福山
院号 宝鏡院
宗派 臨済宗建長寺派
本尊 薬師如来
創建年 室町時代初期
開基 足利義詮
法人番号 3080105002071 ウィキデータを編集
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宝鏡院(ほうきょういん)は、静岡県三島市川原ヶ谷にある臨済宗建長寺派の寺院。山号は地福山(ちふくざん)。本尊は薬師如来立像。

室町幕府2代将軍・足利義詮と初代堀越公方足利政知の墓がある。

歴史

(出典:[1]

足利尊氏の三男で2代征夷大将軍足利義詮(幼名千寿丸)が建立し、建長寺開山・大覚禅師の弟子で建長寺第4世の普覚禅師が開祖となった。当時の参門は建長寺裏門を移築したもので、甚五郎の作と言い伝えられている。

足利義詮は貞治6年(1367年)12月7日、38歳で没した。法名は宝鏡院殿從一位左大臣道権瑞山大居士。

足利義政の弟・政知は、延徳3年(1491年)4月3日、伊豆にて57歳で病没し、宝鏡院墓地に埋葬された。法名は勝憧院殿從三位左武衛九山大居士。

境内

  • 本尊薬師如来 - 運慶の作と言う。
  • 鞍掛の石 - 東海道参道入り口両側にあり、将軍が参拝の折に下馬し、鞍を置いた石と言う。
  • 笠置の石 - 三島七ッ石。源頼朝公参拝の折、笠を置いた石と言う。

脚注

  1. ^ 山門由来書きより。


所在地・アクセス

静岡県三島市川原ケ谷2

  • JR三島駅より徒歩30分。
  • 川原ヶ谷バス停より徒歩3分。

座標: 北緯35度7分15.8秒 東経138度55分36.8秒 / 北緯35.121056度 東経138.926889度 / 35.121056; 138.926889