大野崇

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大野 崇
基本情報
本名 大野 崇
通称 ハイキックの大野
階級 ミドル級K-1
国籍 日本の旗 日本
誕生日 (1974-08-17) 1974年8月17日(49歳)
出身地 日本の旗 日本
大分県津久見市
スタイル 空手
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活動期間 2012年03月12日 -
ジャンル スポーツ
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大野 崇(おおの たかし、1974年8月17日 - )は、日本男性キックボクサーシュートボクサー。格闘家。ISKAオリエンタル世界ミドル級世界チャンピオン。 大分県津久見市出身。UNIT-K所属。

ハイキックの大野」の異名を持つ。

来歴[編集]

津久見高校時代に正道会館臼杵支部で空手を始め、武蔵工業大学(現東京都市大学)進学に伴い東京支部に移籍。

1998年10月28日、24歳でK-1デビュー。

2000年6月18日、イギリス・ノースウェールズでリチャード・スミス(王者:イギリス)と対戦し3RKO勝ちで下し、ISKAオリエンタル世界ミドル級王者となった。

2002年2月11日、K-1 WORLD MAX 2002 〜日本代表決定トーナメント〜でベスト4。

K-1 MAX 初期の立役者の1人である。

2005年6月26日、正道会館所属としてシュートボクシングに初参戦し、宍戸大樹と対戦。4Rに右目尻をカットするなど攻め込まれ、判定負け。シュートボクシングを主戦場とするようになった。

2005年9月25日、シュートボクシング興行で土井広之と対戦し、判定負け。スパッツでの参戦となった。

2006年2月9日、シュートボクシング興行で菊池浩一と対戦し、右膝蹴りでKO勝ち。シュートボクシングでの初勝利となった。

2006年5月26日、シュートボクシング興行でアンディ・サワーと対戦し、3Rに3度のダウンを奪われKO負け。

2006年9月23日、シュートボクシング興行で緒形健一と対戦し、判定負け。この大会から所属が「UNIT-K」になった。

2008年6月15日、DEEP GLOVE 2で総合格闘技初挑戦。マッハ道場の岡野裕城と対戦し、パウンドでTKO負け。

2008年7月21日、シュートボクシング興行で王者金井健治とSB日本スーパーウェルター級タイトルマッチで対戦し、シュートポイントを4度奪われ判定負け。

2009年11月28日、ニュージャパンキックボクシング連盟で健太と対戦し、判定負け。試合後のリング上で引退を表明した[1]

2013年06月30日、自身が所属していたunit-k主催興行にて1試合限りの復活を果たした。[2]

現在は、プロアスリート、格闘家、俳優、歌手、モデル、著名人等のトレーナーとして、さらに雑誌ターザンで監修を行うなど幅広く活躍している。


ターザンにおいて、【格闘技を科学するパーソナルトレーナー】と紹介されている。

人物[編集]

ホリエモンこと堀江貴文と親交があり、ホリエモンチャンネルに出演している。堀江はSNSにて、 大野が堀江のトレーナーをしていたとつぶやいている

百獣の王こと、武井壮は SNSにて 好きなファイターとして大野の名前をあげている

GENERATIONSの佐野玲於は Twitterにトレーナーである大野との写真をあげている

ハイキックの大野と異名をとるが、実は体が硬い

血液型はA型である

2019年 K-1時代のライバルである魔裟斗小比類巻貴之佐藤嘉洋との同窓会のニュースにて、ライバル達と現在も親交がある様子にファンは歓喜した

2020年10月に第1子となる男児が誕生したことを自身のSNSで報告した

戦績[編集]

キックボクシング[編集]

キックボクシング 戦績
41[1] 試合 (T)KO 判定 その他 引き分け 無効試合
17 11 1 0
23
勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 健太 3R終了 判定0-3 ニュージャパンキックボクシング連盟
「ROAD TO REAL KING 14」
2009年11月28日
× 梅野孝明 3R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 2009 武志道-bushido- 其の弐 2009年4月3日
× 喜入衆 3R終了 判定0-3 J-NETWORK「Let's Kick with J FINAL」 2008年11月30日
× 金井健治 5R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 2008 火魂〜Road to S-cup〜 其の四
【SB日本スーパーウェルター級タイトルマッチ】
2008年7月21日
アルトゥール・ヤシュクル 3R 1:04 フロントチョークスリーパー SHOOT BOXING 2008 火魂〜Road to S-cup〜 其の壱 2008年2月3日
× マルコ・ピケ 3R終了 判定0-3 SHOOT BOXING BATTLE SUMMIT
GROUND ZERO TOKYO 2007
2007年10月28日
× HAYATO 3R 1:03 TKO(左フック) SHOOT BOXING 2007 無双〜MU-SO〜 其の四 2007年9月30日
× 鮑輝(バオ・フィ) 3R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 2007 無双〜MU-SO〜 其の弐 2007年5月25日
裕樹 3R終了 判定2-0 R.I.S.E. FIREBALL 1 2007年4月12日
プラカーイケーオ・シンマナサック 2R 0:47 KO(左膝蹴り) SHOOT BOXING 2007 無双〜MU-SO〜 其の壱 2007年2月25日
× 緒形健一 5R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 5th 2006年9月23日
ヤン・デンデレ 5R終了 判定3-0 SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 4th 2006年7月7日
× アンディ・サワー 3R 2:10 KO(3ノックダウン:右ローキック) SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 3rd 2006年5月26日
菊池浩一 4R 1:45 KO(右膝蹴り) SHOOT BOXING 2006 NEO ΟΡΘΡΟΖ Series 1st 2006年2月9日
× 土井広之 5R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 20th ANNIVERSARY SERIES 4th 2005年9月25日
× 宍戸大樹 5R終了 判定0-3 SHOOT BOXING 20th ANNIVERSARY SERIES 3rd 2005年6月26日
× マルフィオ"ザ・ウォーリヤータイガー"カノレッティ 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2004 〜世界王者対抗戦〜 2004年10月13日
ビンセント・スワーンズ 1R 2:56 TKO(膝蹴り) K-1 WORLD MAX 2004 〜世界一決定トーナメント〜 2004年7月7日
× マグナム酒井 3R終了 判定0-3 一撃 5.30 ICHIGEKI 2004年5月30日
× アルバート・クラウス 1R 2:31 KO(右フック) K-1 WORLD MAX 2004 〜日本代表決定トーナメント〜 2004年2月24日
× シン・ノッパデッソーン 延長R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2003 〜世界王者対抗戦〜 2003年11月18日
× マグナム酒井 5R終了 判定0-2 マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
「EXPLOSION-3 〜挑戦者決定戦最終章〜」
2003年9月14日
× セルカン・イルマッツ 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2003 〜世界一決定トーナメント〜
【スーパーファイト】
2003年7月5日
王三偵(ワン・サンジェン) 3R終了 判定3-0 K-1 WORLD MAX 2002 〜世界王者対抗戦〜 2002年10月11日
× 清水貴彦 5R終了 判定0-2 全日本キックボクシング連盟
「ALL JAPAN KICKBOXING 15th ANNIVERSARY SPECIAL BOUT -CRUSH-」
2002年7月21日
× チャンプア・ウィラサクレック 1R 1:48 KO(2ノックダウン:左ストレート) K-1 WORLD MAX 2002 〜世界一決定戦〜
【リザーブマッチ】
2002年5月11日
× 小比類巻貴之 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD MAX 2002 〜日本代表決定トーナメント〜
【準決勝】
2002年2月11日
新田明臣 1R 2:28 KO(左ハイキック) K-1 WORLD MAX 2002 〜日本代表決定トーナメント〜
【1回戦】
2002年2月11日
× オンドレイ・フットニック 3R終了 判定0-3 K-1 WORLD GP 2001 決勝戦
【フレッシュマンファイト】
2001年12月8日
新田明臣 4R 1:37 KO(左膝蹴り) 全日本キックボクシング連盟
「BLAZE UP」
2001年7月22日
中村高明 5R終了 判定3-0 全日本キックボクシング連盟
「CROSS FIRE-II」
2001年4月6日
チャド・オーセン 5R終了 判定3-0 Wolf Revolution 〜Second Wave〜 2001年1月12日
江口真吾 5R終了 判定3-0 K-1 WORLD GP 2000 決勝戦
【フレッシュマンファイト】
2000年12月10日
× 伊藤隆 5R終了 判定3-0 K-1 J・MAX 2000年11月1日
リチャード・ウォルシュ 1R 1:52 KO(右ストレート) WOLF REVOLUTION 〜First Wave〜 2000年7月26日
リチャード・スミス 3R KO(左ハイキック) イギリス
【ISKAオリエンタル世界ミドル級タイトルマッチ】
2000年6月18日
リチャード・スミス 判定 【ISKAオリエンタル世界ミドル級タイトルマッチ】 2000年3月5日
久保坂左近 3R終了 判定2-0 K-1 GRAND PRIX '99 決勝戦
【オープニングファイト】
1999年12月5日
大豪寺虎男 1R 2:06 KO(左膝蹴り) K-1 BRAVES '99
【フレッシュマンファイト】
1999年6月20日
谷本弘行 3R 0:30 KO(左ハイキック) K-1 THE CHALLENGE '99
【フレッシュマンファイト】
1999年3月22日
岡田明 3R終了 判定3-0 K-1 GRAND PRIX '98 決勝戦
【フレッシュマンファイト】
1998年12月13日
田中克佳 1R TKO(左ハイキック) K-1 JAPAN '98 〜神風〜
【フレッシュマンファイト】
1998年10月28日
× 山上健吾 3R終了 判定0-2 マーシャルアーツ日本キックボクシング連盟
キック・ガッツ 梶原一騎杯
1998年7月17日

総合格闘技[編集]

勝敗 対戦相手 試合結果 大会名 開催年月日
× 岡野裕城 1R 4:41 TKO(パウンド DEEP GLOVE 2 2008年6月15日

獲得タイトル[編集]

脚注[編集]

関連項目[編集]

外部リンク[編集]

戦績[編集]

前王者
リチャード・スミス
ISKAオリエンタル世界ミドル級王者

2000年6月18日 - 不明(剥奪)

次王者
シモーネ・ディ・マルコ