古賀玄暉
獲得メダル | ||
---|---|---|
日本 | ||
柔道 | ||
東アジア選手権 | ||
銀 | 2015 名古屋 | 60kg級 |
世界カデ | ||
金 | 2015 サラエボ | 60kg級 |
世界カデ団体戦 | ||
金 | 2015 サラエボ | 60kg級 |
アジアジュニア | ||
金 | 2015 バンコク | 60kg級 |
古賀 玄暉(こが げんき、1998年12月19日 - )は、神奈川県出身の、日本の柔道家である。階級は60kg級。身長168cm。血液型はA型。段位は初段。組み手は右組み。得意技は足技[1]。父親はバルセロナオリンピック71kg級金メダリストの古賀稔彦。兄は全国高校選手権73kg級で2位の古賀颯人。妹は全国中学校柔道大会52kg級で2位の古賀ひより。現在は大成高校に在学[2]。
経歴
柔道は3歳の時に始めると、その後父親が開設した古賀塾の所属となった[1]。中学は愛知県にある大成中学に進むと、2年の時には全国中学校柔道大会の50kg級で2位になった。なおこの時は、同じ中学に通う1歳年上の兄である颯人が73kg級で優勝している[1]。近代柔道杯ではチームの優勝に貢献した[1]。3年の時には全国中学校柔道大会の55kg級で優勝を飾った[1]。大成高校に進むと、1年の全国高校選手権では60kg級で優勝を成し遂げた。兄の颯人は73kg級で2位にとどまり、兄弟優勝はならなかった[2][3]。2年の時には4月の全日本カデでも優勝して、17歳以下の世界一を決める大会である世界カデ代表に選ばれた。6月に名古屋で開催された東アジア選手権 では決勝で高校の2年先輩となる東海大学1年の永山竜樹に有効で敗れるも2位となった[4]。8月の世界カデでは決勝でブラジルの選手を指導2で破って優勝を成し遂げた。この際に、2020年の東京オリンピックで優勝することが最大の目標とコメントした[5][6]。また、団体戦でも決勝のロシア戦で一本勝ちするなどしてチームの優勝に貢献した[7]。9月の 全日本ジュニアでは3位になった[8]。10月のアジアジュニアでは優勝した[9]。シニアデビュー戦となった11月の講道館杯では準々決勝で国士舘大学3年の大島優磨に合技で敗れて7位に終わった[10]。2016年3月の全国高校選手権では決勝で習志野高校1年の市川龍之介に有効で敗れて2位にとどまり2連覇はならなかった[11]。
戦績
60kg級での戦績
- 2014年 - 全日本カデ 3位
- 2015年 - 全国高校選手権 優勝
- 2015年 - 全日本カデ 優勝
- 2015年 - ポーランドカデ国際 優勝
- 2015年 - 東アジア選手権 2位
- 2015年 - 世界カデ 個人戦 優勝 団体戦 優勝
- 2015年 - 全日本ジュニア 3位
- 2015年 - アジアジュニア 優勝
- 2015年 - 講道館杯 7位
- 2016年 - 全国高校選手権 2位
(出典[1]、JudoInside.com)。
テレビ出演
脚注
- ^ a b c d e f 「柔道全日本強化選手名鑑 2016」近代柔道 ベースボールマガジン社、2016年4月号
- ^ a b 古賀最強兄弟 弟玄暉初V 兄颯人準V 日刊スポーツ 2015年3月21日
- ^ 「平成の三四郎」2世、偉大な父の背追い頂点へ 柔道・古賀颯人 日本経済新聞 2015年4月3日
- ^ 日本勢が全階級制す=古賀兄弟は2位-東アジア柔道個人戦 時事通信 2015年6月21日
- ^ 古賀氏次男、玄暉が優勝! 世界カデ選手権/柔道 2015年8月7日
- ^ Cadet World Championships 2015 - Sarajevo
- ^ Cadet World Championships 2015 - Sarajevo DAY 5 - Team Competition
- ^ 古賀ジュニアは3位「大学生は組み手がうまく、力強かった」/柔道 サンケイスポーツ 2015年9月12日
- ^ 古賀氏次男の玄暉が優勝 柔道アジア・ジュニア選手権 スポーツニッポン 2015年10月11日
- ^ 平成27年度講道館杯全日本柔道体重別選手権大会 全日本柔道連盟 2015年11月8日
- ^ 古賀氏の次男・玄暉、2連覇ならず「体が硬かった」/柔道 サンケイスポーツ 2016年3月19日
- ^ 炎の体育会TV
外部リンク
- 古賀玄暉 - JudoInside.com のプロフィール(英語)