倉林靖

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倉林 靖(くらばやし やすし、1960年 - )は、日本の美術評論家音楽評論家

1960年群馬県生まれ。青山学院大学文学部史学科卒業。1986年美術出版社主催「芸術評論」募集で第1席入選し、以後評論活動を開始。美術評論家連盟会員。現在、武蔵野美術大学東京造形大学京都造形芸術大学東海大学大学院、東海大学、東京工科大学、専門学校桑沢デザイン研究所で非常勤講師。日本の現代美術、芸術社会学、視覚伝達論、および芸術と社会、思想に関わる領域を専門とする。リコーダー奏者でもあり、大竹尚之に師事。


主な活動

著書

単著

  • 『意味とイメージ:「非-意味」をめざす文化』(青弓社、1990年)
  • 『超・文化論:危険を孕むモダン・カルチャー』(日本経済新聞社、1992年)
  • 現代アートの遊歩術』(洋泉社、1994年)
  • 『現代アートを聴く:20世紀音楽と今日の美術』(スカイドア、1995年)
  • 岡本太郎横尾忠則:モダンと反モダンの逆説』(白水社、1996年)
  • 『澁澤・三島・六〇年代』(リブロポート、1996年)
  • 『新版 岡本太郎と横尾忠則』(BOOKEND、2011年)

共著

  • 『少女論』(青弓社、1988年)
  • [キーワード事典]『指揮者とオーケストラ』(洋泉社、1991年)
  • [キーワード事典]『指揮者の光芒』(洋泉社、1992年)
  • [キーワード事典]『作曲家◎再発見シリーズ ブラームス』(洋泉社、1993年)
  • 『横尾少年:横尾忠則昭和少年時代』(角川書店、1994年:企画構成)
  • 『現代日本アーティスト名鑑』(美術出版社、1995年)
  • 『横尾忠則の全ポスター』(誠文堂新光社、1995年:解説)
  • 『朝日美術館 日本編9 横尾忠則』(朝日新聞社、1997年:作品解説)
  • 『映像表現のオルタナティヴ:一九六〇年代の逸脱と創造』(森話社、2005年)
  • 『美術批評と戦後美術』(ブリュッケ、2007年:年表)

他、展覧会カタログ・パンフレットに多数執筆

外部リンク