桑沢デザイン研究所

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
移動: 案内検索

桑沢デザイン研究所(くわさわデザインけんきゅうじょ、英語: Kuwasawa Design School、KDS)は、東京都渋谷区に所在するデザイン専門学校である。設置者は学校法人桑沢学園。

概要[編集]

1954年昭和29年)、桑沢洋子によって東京都港区青山北町(現在の北青山)に設立された[1]バウハウス思想を継承した日本で最初のデザイン教育機関である。時代をリードするデザイナーやデザイン関連の職能人を育成することを教育の方針としている。

開校当時より、実務活動に携わるデザイナーや教育者芸術家らが講義を担当し、当時としては画期的な実践教育であるとされた。以来半世紀以上にわたり、デザイン教育のパイオニア的機関として、国内外のさまざまな分野で活躍するデザイナーやクリエイターを輩出している。

所在地[編集]

校舎は1958年、当初の外苑前から現在地(当時の住所は渋谷区北谷町)に移った[2]

〒150-0041 東京都渋谷区神南1-4-17

設置学科[編集]

  • 総合デザイン科(昼間部・3年制)
    • ビジュアルデザイン専攻(VD)
    • プロダクトデザイン専攻(PD)
    • スペースデザイン専攻(SD)
    • ファッションデザイン専攻(FD)

(専攻には2年次以降にわかれる)

  • デザイン専攻科(夜間部・2年制)
    • ビジュアルデザインコース(VD)
    • プロダクトデザインコース(PD)
    • スペースデザインコース(SD)
    • ファッションデザインコース(FD)

(名こそ専攻科だが、夜間部である。修業年数が異なるだけで、入学資格は昼間部の総合デザイン科と同じ)

専門課程とは別の付帯教育として以下の制度がある。

  • 基礎造形専攻(夜間部・1年制で週3日開講)

歴代所長[編集]

  1. 桑澤洋子
  2. 根田みさ
  3. 高山正喜久
  4. 栄久庵憲司
  5. 氣賀健三
  6. 横山徳禎
  7. 市瀬昌昭
  8. 小田一幸
  9. 内田繁
  10. 浅葉克己

著名教員[編集]

現職[編集]

退職[編集]

  • 青葉益輝 - アートディレクター・グラフィックデザイナー
  • 朝倉摂 - 舞台美術家・画家
  • 奥村靫正 - アートディレクター・グラフィックデザイナー
  • 勝見勝 - デザイン・コーディネーター
  • 石元泰博 - 写真家
  • 亀倉雄策 - アートディレクター・グラフィックデザイナー
  • 倉俣史朗 - インテリアデザイナー
  • 剣持勇 - インテリアデザイナー
  • 清家清 - 建築家
  • 田中一光 - アートディレクター・グラフィックデザイナー
  • 原弘 - アートディレクター・グラフィックデザイナー
  • 林雅子 - 建築家
  • 山城隆一 - アートディレクター・グラフィックデザイナー
  • 渡辺力 - プロダクトデザイナー

主な出身者(中退者含む)[編集]

あ - お[編集]

か - こ[編集]

さ - そ[編集]

た - と[編集]

な - の[編集]

は - ほ[編集]

ま - も[編集]

や - よ[編集]

わ - ん[編集]

A - Z[編集]

桑沢デザイン塾[編集]

同窓会の主催により、日本を代表する各分野のクリエーターらによる講演会、勉強会、ワークショップを開講している。在校生、卒業生関係なく参加が可能である。

桑沢賞[編集]

創立者である桑澤洋子の業績を記念し、1993年平成5年)、桑沢デザイン研究所同窓会により制定された。 デザイン業界を幅広く網羅した、文化、産業、生活、環境、教育など総合的な舞台で活躍する人々を支援することを目的としている。

関連校[編集]

設立者が同じ、姉妹校である。 本校昼間部を一定の優秀な成績で卒業した者は、教員の推薦により、学費一部減免の上で3年次編入が可能。

脚注[編集]

  1. ^ 沿革 桑沢の歴史 桑沢デザイン研究所
  2. ^ 研究報告書 これからの都市生活を考えていくための新世代コミュニティの研究 公益財団法人ハイライフ研究所 2011年3月 p17

外部リンク[編集]