伊藤ふたば

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伊藤 ふたば
個人情報
フルネームいとう ふたば
国籍日本の旗 日本
生誕 (2002-04-25) 2002年4月25日(22歳)
岩手県盛岡市
身長160 cm (5 ft 3 in)
体重44 kg (97 lb)
スポーツ
競技スポーツクライミング
クラブTEAM au

伊藤 ふたば(いとう ふたば、2002年4月25日 - )は、日本のクライマー。専門はスポーツクライミング

経歴・人物

2002年4月25日岩手県盛岡市出身。盛岡市立松園中学校[1]盛岡中央高等学校[2]卒業。

父がスポーツクライミングを趣味にしていたことから、自身も小学校3年からクライミングを始める。競技を初めて間もなく、一発で15mも登ってしまい、父らを驚かせるなど、早いうちから天賦の才を発揮したという[3]

2014年から公式競技会に出場するようになり、第17回JOCジュニアオリンピックカップ大会(富山県南砺市)のリード競技のアンダーユースBで2位入賞を果たす[4]

2015年はクライミング日本ユース選手権リード競技(アンダーユースB部門)[5]、全日本クライミングユース選手権ボルダリング競技大会(ユースC)[6]の二大会を制覇した。また同年には国際スポーツクライミング連盟(IFSC)公式大会であるIFSC クライミング・アジアユース選手権(マレーシアプトラジャヤ)では、日本代表選手として女子ユースC部門に出場してリード・ボルダリングの2種目を制覇した[7]

2016年は全日本クライミング日本選手権リード競技大会(全日本ユース選手権も兼ねた)に出場、女子のシニアの部で3位に入り、ユースBの部で優勝[8]。さらに同年11月のIFSC世界ユース選手権(中華人民共和国広州市)に日本代表選手として出場し、ボルダリング女子ユースBで2位に入った[9]

2017年1月に開催されたスポーツクライミング第12回ボルダリングジャパンカップ(東京都国立代々木競技場第二体育館)に出場、女子の部で日本の第一人者である野口啓代野中生萌らを抑えて優勝した[10][1][3]。なお、伊藤の14歳9ヶ月でのジャパンカップ優勝は第1回大会(2005年)に野口が16歳3ヶ月で優勝した時の最年少記録を更新するものでもあった[1][3]。2018年から最年少の日本代表としてW杯に参戦。6位入賞した[11]

競技会の戦績

ギャラリー

第15回 ボルダリング・ジャパンカップ - 2020年2月8-9日
第2回 スピード・ジャパンカップ - 2020年2月11日

CM出演

関連項目

脚注

  1. ^ a b c “ボルダリング、盛岡の中2が最年少で初優勝”. 日テレNEWS24. (2017年1月30日). https://news.ntv.co.jp/category/sports/352846 2018年9月3日閲覧。 
  2. ^ 伊藤ふたば、盛岡中央高入学「応援される結果を」日刊スポーツ 2018年4月8日付
  3. ^ a b c 伊藤ふたば最年少V 14歳“スパイダーマン”夢は五輪、W杯、世界選手権制覇デイリースポーツ 2017年1月30日付
  4. ^ リード アンダーユースB 女子 最終成績 (PDF) 日本山岳協会
  5. ^ アンダーユースB 女子 最終成績 (PDF) 全日本クライミング・ユース選手権リード競技大会 2015(2015/3/28-29) 日本山岳協会
  6. ^ ユースC女子 最終成績 (PDF) 全日本クライミングユース選手権 ボルダリング競技大会2015 日本山岳協会
  7. ^ FSC クライミング・アジアユース選手権 プトラジャヤ 2015 日本スポーツクライミングカウンシル
  8. ^ スポーツクライミング日本選手権 兼 日本ユース選手権リード競技大会 (PDF) 日本山岳協会
  9. ^ General result female youth B bouldeIFSC World Youth Championships - Guangzhou (CHN) - 2016
  10. ^ スポーツクライミング 第12回ボルダリングジャパンカップ 女子総合順位 (PDF) 日本山岳協会
  11. ^ “女子高生クライマー、成長アピール ボルダリングW杯”. 朝日新聞デジタル. (2018年6月5日). https://www.asahi.com/articles/ASL646JFFL64UTQP02B.html?iref=comtop_photo 2018年6月5日閲覧。 
  12. ^ Beautiful JAPAN towards 2020(ビューティフルジャパン)パナソニック株式会社

外部リンク