仲川幸男
仲川 幸男(なかがわ ゆきお、1916年9月15日 - 2008年(平成20年)10月18日)は、日本の政治家。参議院議員。参議院文教委員会委員長。
来歴
愛媛県伊予郡南山崎村(のちの伊予市)出身。伊予実業学校(のちの愛媛県立伊予農業高等学校)卒業。大学には進学しなかった。松山市議会議員、愛媛県議会議員を経て1980年、青井政美の後任で愛媛県選挙区から自民党公認で参院選に出馬し当選。1986年の参院選にも再選。国会議員を務めた間に、農林水産政務次官、参議院文教委員会委員長、参議院農林水産委員会委員長を歴任した。1992年の参院選には出馬せず、愛媛選挙区からは野間赳が当選した。引退後、山本順三に自分の後援会を提供した。
ほかに、全日本川柳協会会長、愛媛県建設業協会長、自由民主党愛媛県連合会幹事長、愛媛県議長、全日本川柳協会名誉会長、全国高等学校PTA連合会会長も務めた。伊予市立図書館に川柳コーナーを作るために協力した[1]。沖縄川柳協会長として、全国で初めて川柳資料館(本部町の瀬底島)を建てた国吉司図子を川柳界に導いた[2]。また、スキーに造詣が深く、愛媛県スキー協会長として、愛媛県内のウインタースポーツの競技力向上に務めた。引退後は咽頭癌を発症し、四国がんセンターで治療を受けた。2008年10月18日、悪性リンパ腫のため死去[3]。92歳没。
主な著作・論文
- 『国会の換気扇1』
- 『国会の換気扇2』
- 『国会の換気扇3』
- 『愛媛 この百年』
- 『悠々閑々 がんに克つ』
- 『忘れられた生命』
参考文献
- 「仲川幸男と友人たち」
脚注
議会 | ||
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先代 福田宏一 |
参議院農林水産委員長 1989年 - 1990年 |
次代 吉川博 |
先代 扇千景 |
参議院文教委員長 1986年 - 1987年 |
次代 田沢智治 |