コンテンツにスキップ

ラ・スペツィア

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
ラスペチアから転送)
ラ・スペツィア
La Spezia
ラ・スペツィアの風景
行政
イタリアの旗 イタリア
リグーリア州の旗 リグーリア
県/大都市 ラ・スペーツィア
CAP(郵便番号) 19100, 19121 ~ 19126, 19131 ~ 19139
市外局番 0187
ISTATコード 011015
識別コード E463
分離集落 #分離集落参照
隣接コムーネ #隣接コムーネ参照
気候分類 zona D, 1413 GG
公式サイト リンク
人口
人口 92,550 [1](2020-01-01)
人口密度 1,800.9 人/km2
文化
住民の呼称 spezzini
守護聖人 聖ジュゼッペ
(San Giuseppe)
祝祭日 3月19日
地理
座標 北緯44度06分28.96秒 東経09度49分43.97秒 / 北緯44.1080444度 東経9.8288806度 / 44.1080444; 9.8288806座標: 北緯44度06分28.96秒 東経09度49分43.97秒 / 北緯44.1080444度 東経9.8288806度 / 44.1080444; 9.8288806
標高 3 (0 - 745) [2] m
面積 51.39 [3] km2
ラ・スペツィアの位置(イタリア内)
ラ・スペツィア
ラ・スペツィアの位置
ラ・スペツィア県におけるコムーネの領域
ラ・スペツィア県におけるコムーネの領域 地図
イタリアの旗 ポータル イタリア
テンプレートを表示

ラ・スペツィアイタリア語: La Spezia, AFI: [la ˈspɛttsja] ( 音声ファイル))は、イタリア共和国リグーリア州東部にある都市で、その周辺地域を含む人口約9万3000人の基礎自治体コムーネ)。ラ・スペツィア県の県都である。

リグリア海に面した港町である。イタリア海軍の重要な軍港の所在地であり、造船所軍需工場も数多くある。

名称

[編集]

日本語文献では「ラ・スペツィア」のほか、「ラスペツィア」、「ラ・スペチア」[4]と表記されることもある。

イタリア語における形容詞・住民呼称は spezzino, -na。

地理

[編集]

位置・広がり

[編集]
ラ・スペツィア県概略図

隣接コムーネ

[編集]

隣接するコムーネは以下の通り。

地震分類

[編集]

イタリアの地震リスク階級 (itでは、3 に分類される [5]

行政

[編集]

分離集落

[編集]

ラ・スペツィアには、以下の分離集落(フラツィオーネ)がある。

  • Biassa, Cadimare, Campiglia, Fabiano Alto/Coregna, Isola di Felettino, Marinasco/Sarbia, Marola, Pitelli, San Venerio/Carozzo

文化

[編集]
  • 映画『U・ボート』で登場するUボートが目指したのがこの地である。
  • 作曲家ワーグナーの自伝によれば、ワーグナーがこのラ・スペツィアに滞在中に詩的霊感に襲われ、歌劇『ラインの黄金』の序曲が生まれたという[6]

スポーツ

[編集]

サッカークラブ、スペツィア・カルチョの本拠地。

姉妹都市

[編集]

出身著名人

[編集]

脚注

[編集]
  1. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Resident population on 1st January : Liguria” (英語). 2021年4月14日閲覧。左側メニューのPopulation and Households > Population > Resident population on 1st January > Regions and municipalities より州を選択
  2. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Popolazione residente - La Spezia (dettaglio loc. abitate) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月24日閲覧。
  3. ^ 国立統計研究所(ISTAT). “Tavola: Superficie territoriale (Kmq) - La Spezia (dettaglio comunale) - Censimento 2001.” (イタリア語). 2017年10月24日閲覧。
  4. ^ ジャンルイジ ブッフォン”. 現代外国人名録2012(コトバンク所収). 2017年6月13日閲覧。
  5. ^ classificazione sismica 1 dicembre 2020” (xls). イタリア市民保護局. 2021年2月7日閲覧。
  6. ^ 『リヒャルト・ヴァーグナー わが生涯』山田ゆり訳 p575

関連項目

[編集]

外部リンク

[編集]