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ヨッビク

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 ハンガリー政党
ヨッビク
Jobbik Magyarországért Mozgalom
党首(Elnök ガボール・ヴォナ
成立年月日 2003年10月24日
本部所在地 ブダペスト
国民議会議席数
47 / 386   (12%)
政治的思想・立場 急進主義
ナショナリズム
公式サイト Jobbik Magyarországért Mozgalom
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ヨッビク-より良いハンガリーのための運動ハンガリー語:Jobbik Magyarországért Mozgalom)、通称ヨッビクは、ハンガリー極右政党である。

来歴

ヨッビクは2002年、カトリックやプロテスタント系の大学の学生たちにより発足した「右翼青年協会」(Jobboldali Ifjúsági Közösség、略してヨッビク JOBBIK)を前身とする。

2003年10月24日、ゲルゲリー・ポングラッツにより結党。2010年4月の総選挙で世界同時不況の苦境に喘ぐハンガリー国民の支持を得て47議席を獲得、議会第三党となり、国政に初進出した。

政治的立場

ヨッビクの自警団組織「マジャル・ガーダ」のメンバー

ヨッビクは、一般的には右派ないし極右政党とみなされている。ロマ人の犯罪摘発強化、反グローバリズム、移民排斥などを掲げる。欧州の一部メディアではヨッビクをファシズム政党としていたり[1]反ユダヤ主義政党としている[2]。実際、2009年欧州議会選挙の直前、ハンガリーの政治サイトの電子掲示板に、ヨッビクの党員であり大学教授のクリスティーナ・モルバイによる「いわゆるハンガリー系ユダヤ人が、私を中傷するより、割礼したちっちゃなペニスで私と遊ぶ方が嬉しいわ」というオフレコ発言が掲載され、大きな問題になった(ハンガリーにはおよそ8~10万人のユダヤ人がいる)[3]

また、ヨッビク内には「マジャル・ガーダ」という名の自警団組織が存在し、ナチス突撃隊と比較されることもある[4]

脚注

関連項目

外部リンク