ミラノダービー

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ミラノダービー
Derby di Milano
Derby della Madonnina
都市、地域 イタリアの旗 ミラノイタリア
初開催 キアッソ英語版 1910年1月10日
チーム ACミラン & インテルナツィオナーレ・ミラノ
最多勝利 インテルナツィオナーレ・ミラノ (76)
最多出場選手 パオロ・マルディーニ (56)

ミラノダービー: Derby di Milano)はサッカーのイタリアリーグ、レガ・カルチョに所属し、共にミラノに本拠地を置くインテルナツィオナーレ・ミラノACミランの公式戦に対する呼称である。ミラノのドゥオーモの尖塔に立つ黄金の聖母像になぞらえデルビー・デッラ・マドンニーナ (Derby della Madonnina) と雅称されることもある。

概要

両クラブはイタリアのみならず世界を代表するビッグクラブであり、この試合に対する注目度は世界的に高い[1]。またUEFAチャンピオンズリーグ優勝経験のあるクラブ同士による唯一のローカルダービーであり、ローカルダービーでありながらナショナルダービーとしての性質を合わせ持つカードである。また、同一のスタジアムをホームグラウンドとするクラブ同士の対戦という特徴も持つ。

2011年には、スーペルコッパ・イタリアーナにて同カードが実現(2010-2011シーズンにミランがスクデット獲得し、インテルがコッパ・イタリアを制覇したため)。スーペルコッパでのミラノダービーは史上初、また中国(北京国家体育場)でのミラノダービーも史上初であった。

2014年5月4日では日本代表長友佑都(インテル)と本田圭佑(ミラン)との直接対決の可能性があるとしてフジテレビ地上波初放送された。

スタジアム

スタジアム 収容人員 画像 備考
スタディオ・ジュゼッペ・メアッツァ(サン・シーロ) 80,018人 北スタンド(クルヴァノルド)がインテル側、南スタンド(クルヴァスッド)がミラン側である。両チーム共用。

2011年のスーペルコッパ・イタリアーナに限り、北京国家体育場にて試合が行われた。

通算対戦成績

大会 試合数 インテル
勝利
引き分け ミラン
勝利
インテル
ゴール
ミラン
ゴール
セリエA 181 68 53 60 263 242
コッパ・イタリア 23 7 7 9 22 32
イタリアスーパーカップとイタリアカップハイ 3 1 0 2 4 5
UEFAチャンピオンズリーグ 4 0 2 2 1 6
合計 211 76 62 73 290 285

獲得タイトル

カテゴリ 大会 インテル ミラン
FIGC セリエA 18 18
コッパ・イタリア 6 5
スーペルコッパ 5 6
合計 29 29
UEFA チャンピオンズリーグ 3 7
カップウィナーズカップ - 2
UEFAカップ 3 -
スーパーカップ - 5
合計 6 14
FIFA インターコンチネンタルカップ 2 3
クラブワールドカップ 1 1
合計 3 4
合計 38 47

外部リンク

脚注

  1. ^ Is this the greatest derby in world sports? - The Roar 2011年4月28日閲覧。