マッチョ
マッチョとは、男性がもつという「強靱さ、逞しさ、勇敢さ、好戦性」といった性質を基礎とした思想や信条、行動をあらわす言葉。
概要
メキシコのスペイン語 macho(マチョ)「雄の~」という形容詞が変化したもの。 machismo (マチスモ、もしくはマチズモ)は「男性優位主義」を指し、男性としての優位性、男性としての魅力、特徴を誇示する、という意味合いがある。
イデオロギー(政治的信条)としては「タカ派、右翼、保守、男尊女卑」といったものと結びつきやすく、「ハト派、左派、リベラル、両性平等」といった信条は軟弱と退けられる。
日本での使われ方
日本では、ボディビルダーの筋肉質な男性の筋肉美を指す言葉として使われることがある。
下記の人物が挙げられる事もあるが異論もある。
- アーノルド・シュワルツェネッガー:俳優、ボディービルダー、政治家および実業家。共和党支持者。
- マッスル北村:ボディビルダー、タレント。
- 元祖ムキムキマン:タレント。
- 木村孝蔵:俳優。
- シルヴェスター・スタローン:俳優
- ヴィン・ディーゼル(本名:マーク・ヴィンセント):俳優
- 三島由紀夫:作家。ボディビルをしてマッチョな肉体を持った。美輪明宏曰く「天上の美である」。
- 馬淵澄夫:衆議院議員。民主党所属。ボディビルが趣味で、「身体を鍛えると、心がおおらかになる」と語っている。
- なかやまきんに君:お笑いタレント。ひたすら筋肉をアピールする芸風。ロサンゼルスへ『筋肉留学』を行なっている。