ホーム・スイートホーム

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ホーム・スイートホーム』は、2000年2003年に公開された日本映画である。1982年日本テレビ系列にて放映されたテレビドラマ『ホームスイートホーム』とは全く関係ない。

2000年に第1作が公開され、2003年に第2作が公開された。ともに、高齢者問題をテーマにしている。

本記事では、第1作・第2作を併せて扱うものとする。

概要

この映画は、市民による、市民の手造りの映画である。

市民の映画を市民の手造りで作るという志の下に、2000年、東京都中小企業家同友会の有志の出資により、製作会社「有限会社シネマエンジェル」が設立された。スポンサー調達、プロデュース、広報、営業、配給、上映の手配など全てが、市民という素人によって進められた。製作費については「市民ファンド」による調達もされた。

高齢者問題をテーマにしている映画では大手映画会社の配給網に相手にされないことから、全国上映については、「デイ・プロモーター方式」と銘打った、自主配給・自主上映方式が導入された(一部の大都市圏では単館上映された)。

全国上映が始まると、口コミで評判が広まり、第1作は全国1000箇所で上映された。2007年の現在でも、第2弾は全国各地で上映されている。

第1作「ホーム・スイートホーム」

2000年11月18日に一般公開された。

第2作「ホーム・スイートホーム2 日傘の来た道」

2003年11月18日に一般公開された。

愛媛県今治市が物語の舞台となり、地元の全面協力により撮影された。

外部リンク