ウーリーモンキー属

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フンボルトウーリーモンキー
フンボルトウーリーモンキー
フンボルトウーリーモンキー
Lagothrix lagothricha
保全状況評価
LOWER RISK - Least Concern
(IUCN Red List Ver.2.3 (1994))
分類
: 動物界 Animalia
: 脊索動物門 Chordata
亜門 : 脊椎動物亜門 Vertebrata
: 哺乳綱 Mammalia
亜綱 : 獣亜綱 Theria
: サル目 Primate
亜目 : 真猿亜目 Haplorhini
下目 : 広鼻下目 Platyrrhini
: クモザル科 Atelidae
亜科 : クモザル亜科 Atelinae
: ウーリーモンキー属 Lagothrix
: フンボルトウーリーモンキー
L. lagothricha
学名
Lagothrix lagothricha
(Humboldt, 1812)
和名
フンボルトウーリーモンキー
英名
Brown woolly monkey
Common woolly monkey
Humboldt's woolly monkey

フンボルトウーリーモンキーLagothrix lagothrichaコモンウーリーモンキー)は、動物界脊索動物門哺乳綱サル目(霊長目)クモザル科ウーリーモンキー属に分類されるサル。ウーリーモンキー属の模式属特定動物

分布

エクアドルコロンビアブラジルペルーベネズエラボリビア北部

形態

体長39-65 cm。尾長41-77 cm。体重5-8 kg。メスよりもオスの方が大型になる。全身は短い灰色や暗緑色、黒の体毛で密に覆われる。

頭部は特に体毛が密集する。

生態

熱帯雨林等に生息する。樹上棲で、森林の上層部で生活する。昼行性。複数の雌雄が混じった10-20頭程の小規模な群れを形成して生活する。オマキザル科の他種と混群を形成することもある。

食性は植物食で、主に果実を食べるが植物の葉、種子等も食べる。

繁殖形態は胎生で、隔年で1回に1頭の幼獣を産む。

人間との関係

生息地では食用とされることもある。開発による生息地の破壊や、食用の狩猟等により生息数は減少している。

関連項目

参考文献

外部リンク