スイートポテト
スイートポテト、スウィートポテト(sweet potato)とは、本来は英語でサツマイモのこと。
日本ではサツマイモを用いた日本の洋菓子を指すことが多い。裏ごししたサツマイモに砂糖、牛乳、無塩バター、好みで香料(バニラやシナモン)・洋酒などを混ぜ、小さなアルミホイル皿の上に楕円形整に形して乗せたり、星形の搾り袋で押し出した後、焦げ目を付けるため表面に卵黄を塗り、オーブンで焼いて作る。
歴史
サツマイモを洋菓子の主材料とするのは日本だけで、これは明治時代に始まったものである。もともと、サツマイモに鶏卵と砂糖をまぜて、サツマイモの皮に盛って料理としていたものが、明治20年に小さく作り、表面に卵黄を塗って焼いて菓子に変えられた[1]。
派生
ムラサキイモ・じゃがいもを原料に使った物、皮を利用した土台、カスタードクリームを下段にした物も存在する。
脚注・出典
- ^ 歴史、起源についての節の出典:NHK総合 『月刊やさい通信』 2012年9月30日放送、日本洋菓子協会編, 『日本洋菓子史』, 1960年
外部リンク
- レシピスイートポテト