ジョン・ウォーナー

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ジョン・ウォーナー
John Warner
生年月日 (1927-02-18) 1927年2月18日(97歳)
出生地 アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国ワシントンD.C.
出身校 ワシントン・アンド・リー大学
ジョージ・ワシントン大学法科大学院
現職 弁護士
所属政党 共和党
称号 大英帝国勲章
配偶者 (1) キャサリン・メロン(離婚)
(2) エリザベス・テイラー(離婚)
(3) ジャンヌ・ヴァンダー・マイデ
子女 バージニア・ウォーナー
ジョン・ウォーナー・ジュニア
メアリー・ウォーナー
宗教 米国聖公会
サイン

アメリカ合衆国上院議員
選挙区 バージニア州
在任期間 1979年1月2日 - 2009年1月3日

在任期間 1972年5月4日 - 1974年4月8日
元首 リチャード・ニクソン

在任期間 1999年1月3日 - 2001年1月3日
2001年1月20日 - 2001年6月6日
2003年1月3日 - 2007年1月3日

上院議事規則議院運営委員会委員長
在任期間 1995年9月8日 - 1999年1月3日
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ジョン・ウィリアム・ウォーナー英語: John William Warner, 1927年2月18日 - )は、アメリカ合衆国政治家。所属政党は共和党

概要

ニクソン政権で海軍長官(1972年 - 1974年)を務めた後、連邦上院議員バージニア州選出)を1979年から2009年まで5期30年にわたって務め、その在任中は議事運営委員長(1995年 - 1999年)、軍事委員長(1999年 - 2001年2003年-2007年 )を歴任、上院共和党の重鎮として重きをなした[1]

2008年の改選では出馬をせず、連邦上院議員を引退した[2]。なお、後任であるマーク・ウォーナー現上院議員(民主党、元バージニア州知事)とは姓が同じ「ウォーナー(“Warner”)」であるが、2人の間に血縁などの繋がりはない。

経歴

生い立ちと教育

1927年2月18日にジョン・W・ウォーナーとマーサ・バド・ウォーナー夫妻の間に生まれ、ワシントンD.C.で成長した。彼はセントオールバンズスクールに入学し、その後1945年2月にウッドロウ・ウィルソン高校を卒業した。

1945年1月、18回目の誕生日の直前に彼はアメリカ海軍に入隊した。翌年まで勤務し、伍長の階級で退役した。その後ワシントン・アンド・リー大学に入学、ベータ・シータ・パイのメンバーとなり、1949年に卒業した。そしてバージニア大学法科大学院に進学した。

朝鮮戦争が勃発すると、1950年10月に海兵隊に入隊、韓国第1海兵航空団の地上士官として勤務した。彼は戦後も海兵隊で勤務し、大尉まで昇進した。その後学業を再開し、ジョージ・ワシントン大学法科大学院で学び、1953年に法学位を取得する。その年彼は連邦控訴裁判所の裁判長E・バーレット・ペティマンの下で事務官として働く。1956年に連邦判事のアシスタントとなる。1960年に弁護士となり、カークランド・アンド・エリス法律事務所に加わった。

結婚生活

1957年、ウォーナーは美術収集家ポール・メロンとその最初の妻メアリー・コノヴァーの娘、キャサリン・コノヴァー・メロンと結婚した。キャサリンはアンドリュー・メロンの孫でもあった。二人は1973年に離婚した。その間には三人の子供、バージニア、ジョン・ジュニア、メアリーがいた。キャサリンは現在キャサリン・コノヴァーの名を使用している[3]

ジョン・ウォーナーは1976年12月4日に女優のエリザベス・テイラーと再婚した。二人は1982年11月7日に離婚した。 2010年現在、テイラーの元配偶者で生存しているのはウォーナーとラリー・フォーテンスキーのみである。

2003年12月15日、ウォーナーは不動産業者およびホワイトハウス職員ポール・ヴァンダー・マイデの未亡人であるジャンヌ・ヴァンダー・マイデと再婚した[4]



参照

外部リンク

  • United States Congress. "ウォーナー (id: W000154)". Biographical Directory of the United States Congress (英語).
  • New York Times — John W. Warner News collected news and commentary
  • John Warner's retirement speech
  • John Warner ends the suspense
  • A public servant returns to private life
  • Warner honors a homecoming soldier
  • John Warner's maverick moments
  • SourceWatch Congresspedia — John W. Warner profile
  • Warner Backs Resolution Opposing Troop Increase Jonathan Weisman, Washington Post, January 23, 2007
  • Secretaries of the Navy official list
官職
先代
チャールズ・F・ベアード
アメリカ合衆国海軍次官
1969年2月11日 - 1972年5月4日
次代
フランク・P・サンダーズ
先代
ジョン・チェイフィー
アメリカ合衆国海軍長官
Served under: リチャード・ニクソン

1972年5月4日 - 1974年4月8日
次代
J・ウィリアム・ミデンドーフ
アメリカ合衆国上院
先代
ウィリアム・L・スコット
アメリカ合衆国の旗 バージニア州選出上院議員(第2部)
1979年1月2日 - 2009年1月3日
同職:ハリー・F・バード・ジュニア, ポール・S・トリブル・ジュニア, チャック・ロブ, ジョージ・F・アレン, ジム・ウェッブ
次代
マーク・ウォーナー
公職
先代
テッド・スティーヴンス
(R-アラスカ州)
上院議事規則議院運営委員会委員長
1995年 - 1999年
次代
ミッチ・マコーネル
(R-ケンタッキー州)
先代
ストロム・サーモンド
(R-サウスカロライナ州)
上院軍事委員会委員長
1999年1月3日 - 2001年1月3日
次代
カール・レヴィン
(D-ミシガン州)
先代
カール・レヴィン
(D-ミシガン州)
上院軍事委員会委員長
2001年1月20日 - 2001年6月6日
次代
カール・レヴィン
(D-ミシガン州)
先代
カール・レヴィン
(D-ミシガン州)
上院軍事委員会委員長
2003年1月3日 - 2007年1月3日
次代
カール・レヴィン
(D-ミシガン州)
党職
先代
リチャード・D・オーベンシャイン
(死去)
バージニア州選出上院議員共和党候補
(第2部)

1978年, 1984年, 1990年, 1996年, 2002年
次代
ジム・ギルモア
エリザベス・テイラーの夫
先代
リチャード・バートン
エリザベス・テイラーの夫
(結婚順)

1976年 - 1982年
次代
ラリー・フォーテンスキー