シネマノヴェチェント
シネマノヴェチェント Cinema Novecento | |
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シネマノヴェチェントの映写機 | |
情報 | |
正式名称 | シネマノヴェチェント |
開館 | 2015年2月7日 |
収容人員 | 28人 |
設備 |
5.1chデジタルサウンド 35mm映写機 |
用途 | 映画上映 |
運営 | 株式会社シネマノヴェチェント |
所在地 |
〒220-0051 神奈川県横浜市西区中央2丁目1-8 岩崎ビル2階 |
位置 | 北緯35度27分7.6秒 東経139度36分58.8秒 / 北緯35.452111度 東経139.616333度座標: 北緯35度27分7.6秒 東経139度36分58.8秒 / 北緯35.452111度 東経139.616333度 |
アクセス |
京浜急行電鉄 戸部駅 徒歩10分 相模鉄道 西横浜駅 徒歩10分 |
外部リンク | http://cinema1900.yokohama/ |
シネマノヴェチェントは、神奈川県横浜市西区に所在するミニシアターである。
概要
2003年から2013年11月まで川崎市麻生区でバーを併設したミニシアター「シネマバー・ザ・グリソムギャング」を開業した箕輪克彦が2015年2月に現在地で開業[1]。フィルム素材の作品は映写機による上映を行う。1スクリーンで、通常興行は自由定員制・各回入替制[2]。
座席は閉館した吉祥寺バウスシアターのシネマシートを譲り受け使用している[3]。
特徴
ミニシアター・インディペンデント映画の新作、メジャー配給の特撮映画や洋画など名画作品、旧作のテレビアニメーション・アニメーション映画など箕輪の企画による幅広いプログラム編成を行っている。
また、イギリス映画「ファイナル・オプション」「恐るべき相互殺人」の日本配給権を獲得し、自社配給作品として上映した。邦画では「オン・ザ・ロード」(和泉聖治監督)をニュープリントし、35ミリフィルムのリバイバル上映をしている。
上映後のトークショーなどのイベントが盛んで、特別興行では作品に関係する映画監督や出演者をゲストに囲んだ懇親会が併設のトラットリアで実施されている。
また、期間限定の35mm映写技師体験講座がおこなわれている[2][4][5][6]。
設備
- 収容人数 : 28名(シネマシート)+3名(エクストラシート)
- スクリーン : Stewart ULTRAMATTE200
- スクリーンサイズ : シネマスコープ2,868×1,200mm / ビスタサイズ2,310×1,250mm / スタンダードサイズ1,770×1,300mm
- 映写 : 35ミリフィルム映写機CINEMECCANICA;V5-B-4000m / 16ミルフィルム映写機ELMO;LX-2200 / 8ミリフィルム映写機ELMO;ST-600 / ブルーレイディスクプレーヤー / 液晶プロジェクター
- 字幕 : ホワイトラインJS01システム
- 音響 : SRD5.1Channnel対応サウンドシステム
- スピーカー : JBLサラウンド用スピーカー(6台)/JBLフロント用スピーカー(2台)/BLサブウーファー(1台)
- イベント用 : 有線マイク(2本)/8チャンネルミキサー(1台)/アンプ内蔵スピーカー(1台)[2]
トラットリア
トラットリア(バー&レストラン)が併設されている。 着席スタイルで32名、立席スタイルで40名[2]。
交通アクセス
- 電車:京浜急行電鉄本線「戸部駅」より徒歩約10分
または、相模鉄道本線「西横浜駅」より徒歩約10分
または、横浜市営地下鉄ブルーライン「高島町駅」より徒歩約15分 - バス:横浜市営バス(「西前町バス停」・1番のりば距離100m・2番のりば距離150m・292系統)(「藤棚バス停」・距離400m・68系統・102系統)(「西区総合庁舎入口バス停」・距離450m・9系統・102系統・106系統)(「御所山バス停」・距離500m・103系統・292系統)
- タクシー:横浜駅西口タクシー乗り場より約2.5km(1000円位)/ 横浜中華街善隣門より約3.9km(1600円位)/ 京急日ノ出町駅前より約1.8km(730-910円位)/ 高島町駅地上より約1.2km(730円位)/戸部駅前より約800m(730円位)/
- 駐車場:施設内には無い。館より南50mの距離に、コイン駐車場(D-Parking、4台、45分/200円、最大1400円)がある。他に、北東方向100m~200mに5ヶ所合計21台、北方向100m~150mに2ヶ所合計14台、西方向100m~200mに3ヶ所合計10台、のコイン駐車場がある(昼間最大料金900円~1500円)。
- 住所:〒220-0051 神奈川県横浜市西区中央2-1-8 岩崎ビル2F[2]
前身
館名由来
- 館名の由来:ノヴェチェントは、イタリア語で、20世紀 を意味する。映画にとって20世紀はフィルムの時代であり、館名としたと推察される。また、ノヴェチェント(Novecento)は、ベルナルド・ベルトルッチ監督作品「1900年」の原題である。[7]
沿革
- 2015年(平成27年)
- 02月07日 シネマノヴェチェント開館[4]
関連項目
脚注
- ^ Company, The Asahi Shimbun. “朝日新聞デジタル:居心地の良い小さな映画館 - 神奈川 - 地域”. www.asahi.com. 2020年1月17日閲覧。
- ^ a b c d e シネマノヴェチェント公式サイト
- ^ “藤棚商店街に客席28席の映画館「シネマノヴェチェント」-35mmフィルムを上映”. ヨコハマ経済新聞 (2015年2月16日). 2020年1月17日閲覧。
- ^ a b c シネマノヴェチェントブログ@横浜
- ^ シネマノヴェチェントtwitter
- ^ シネマノヴェチェントインフォメーションtwitter
- ^ a b etcrec.co.jpリンクコメント
出典
- 映画ファン究極の夢実現 自ら買いつけ、自前の小屋は日本一小さな映画館 -2015年4月10日 産経ニュース
外部リンク
- シネマノヴェチェント公式サイト
- 日経新聞電子版/取材記事と動画
- シネマノヴェチェント - 「港町キネマ通り」(2015年8月取材の記事)