コルダイテス

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コルダイテス
生息年代: 石炭紀後期–ペルム紀
分類
: 植物界 Plantae
: 裸子植物門 Gymnospermae
: 球果綱 Coniferopsida
: コルダイテス目 Cordaitales
: コルダイテス科 Cordaitaceae
: コルダイテス属 Cordaites
  • C. ludlowi
  • C. lungatus
  • C. principalis
  • C. hislopii

コルダイテスCordaites)は裸子植物の属で、すでに絶滅化石として見出される。コルダボク(コルダ木)ともいう。

石炭紀中期からペルム紀初期にかけて栄えた木本で、石炭中に特に多く見出される。時としての間に汽水性の二枚貝甲殻類が見つかり、海成層にもが見出されることから、海に近い湿地に生育していたと考えられる。この類の種子も径1cmほどになるためよく見つかり、Cardiocarpus と命名されている。葉は長楕円形で平行脈を持ち、現生の球果植物の一部のもの(ナギなど)にやや似ている。球果植物あるいはイチョウ類に類縁があるとも言われている。

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