クラインの四元群

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

2022年6月20日 (月) 12:47; ぐしー (会話 | 投稿記録) による版 (曖昧さ回避ページ位数へのリンクを解消、リンク先を位数 (群論)に変更(DisamAssist使用))(日時は個人設定で未設定ならUTC

(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)

数学の一分野である群論におけるクラインの四元群とは、巡回群でない位数が最小のであり、VまたはV4と表記される。 この群は単位元および3つの位数2の元から構成され、以下の演算表に従う可換な群演算を持つアーベル群である。

* 1 i j k
1 1 i j k
i i 1 k j
j j k 1 i
k k j i 1

また、クラインの四元群は、位数2の巡回群の直積 ℤ/2ℤ × ℤ/2ℤ二面体群 D2のほか、交代群 A4正規部分群 {id, (1,2)(3,4), (1,3)(2,4), (1,4)(2,3)}同型である。

関連項目[編集]