キラー・ヴァージンロード

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』

これはこのページの過去の版です。153.209.49.52 (会話) による 2016年1月12日 (火) 06:08個人設定で未設定ならUTC)時点の版であり、現在の版とは大きく異なる場合があります。

キラー・ヴァージンロード
Killer VirginRoad
監督 岸谷五朗
脚本 岸谷五朗
川崎いづみ
原案 片岡英子
出演者 上野樹里
木村佳乃
音楽 大崎聖二
主題歌 福山雅治旅人
撮影 江原祥二
編集 宮島竜治
製作会社 アミューズ
TBS
KDDIほか 
配給 東宝
公開 日本の旗 2009年9月12日
上映時間 97分
製作国 日本の旗 日本
言語 日本語
テンプレートを表示

キラー・ヴァージンロード』(英題: Killer VirginRoad)は、2009年日本映画

ストーリー

幼い頃から何をやっても最下位な事から「どん尻ビリ子」と呼ばれているOL・沼尻ひろ子は、めでたくセレブな美男子と結婚する事になる。ところが、結婚式の前日、アパートの大家を誤って殺害してしまう。何としてでも式を迎えたいひろ子は、とりあえず結婚式が終わるまで、死体を隠す事を決意。そんな中、ひょんなことから自殺志願者の小林福子と出会う。福子は、死体の処理を手伝う代わりに自分を殺してもらう事をひろ子にお願いする。こうして、ひろ子と福子は死体を運びながらの逃避行が始まるのであった。

登場人物とキャスト

沼尻ひろ子:上野樹里
本作の主人公。幼い頃からドジばかり、何をやっても最下位な事から「どん尻ビリ子」と呼ばれているOL。両親がおらず、祖父に育てられた。そんな彼女もセレブな美男子と会社で1番乗りの結婚を迎える事になるが、式の前日にアパートの大家を誤ってハサミで殺害してしまう。余命僅かの祖父に花嫁姿を見せる為、式が終わるまで、死体を隠そうとする。
小林福子:木村佳乃
ひろ子が死体を車で運んでいる最中に突如車に飛び込んできた美女。男運が皆無で、恋人に献身的に尽くした末にポイ捨てされてしまう。失恋の度に様々な方法で自殺を図ろうとしたが、いつも未遂に終わる。自分を殺してもらう事を条件に、ひろ子の死体の処理に協力する事になる。
大家三太郎:寺脇康文
ひろ子が住むアパートの大家。ひろ子の結婚式の前日、ひろ子のドジが元で殺されてしまう。(大家がタンスの下にあるひろ子のパンツを拾おうとして夢中になり、タンスの上にあったハサミが背中に刺さり、さらにひろ子が上に乗り、さらにダミアンが乗った)愛犬に「ダミアン」がいる。実はひろ子のストーカーだが、発覚してもひろ子は気づいていない上にカツラであることも気づかれなかった。
江頭賢一:眞木大輔(EXILE)
小峰くん
小出恵介…ティッシュ配りのバイトをしている。グラドルのAYAKAの大ファン。ひろ子のせいでAYAKAが載っている雑誌を破られたために、ひろ子に雑誌を購入してもらって見ている最中に会社の車をひろ子に盗まれる。がっかりしていたところを本物のAYAKAに会い、運命が幸せに変わっていく。
利根川純
田中圭…警察官。いつも自転車に乗っており、逃げるものを追いかけたがる習性を持つ。警察官なのに小林の攻撃にすぐやられる。しかしいつまでも追いかける。「何故逃げるんだー!」が口癖。
北翔
中尾明慶 …暴走族の総長。なぜか樹海を暴走していた。利根川と同じく逃げるものを追う習性がある。話を聞くためにメンバーにエンジンを切る動作をし「え?なに?」ときちんと聞き返す。暴走族らしく硬派で仲間の絆を大事にする漢気がある。
AYAKA
小松彩夏…小峰くんが大好きなグラドル。
中学時代のひろ子:清水くるみ
修理のオジサン
田中要次…強面でサングラスを掛けている。最初ひろ子は警察と勘違いしていた。ひろ子の返り血をドアの赤いペンキが付いたと勘違いしクリーニング代を渡した。
小倉さん:小倉久寛…小林さんを振った男の一人
春日先輩
高島礼子…ひろ子の会社の先輩で独身。ひろ子を馬鹿にしており、忙しい時期に辞めたひろ子に「ひろ子さんでも役立つ」と嫌味を言った。
景山道
北村一輝…ペンションのオーナー。幻の蝶を探し回るため妻に愛想をつかれて一人でペンションを経営している。ひろ子の「ゴリラ作戦」がきっかけで息子と妻に再会し、幻の蝶も見つけた。
沼尻源一郎
北村総一朗…ひろ子の唯一の肉親。ひろ子には小さい時から「ひろ子がいるからみんなが幸せなんだよ」と愛情を注いでいたが、何をやってもダメなひろ子の姿を見て不憫でひろ子に隠れて泣いていた。 末期の病だが、ひろ子の花嫁姿を見るまでは死ねないと最後の命を燃やしながらその日を楽しみにしている。

主題歌

スタッフ

プロローグドラマ

キラー・ヴァージンロード プロローグドラマ

映画連動企画のau(KDDI/沖縄セルラー電話)オリジナルドラマ第5弾。映画本編の5ヶ月前からの登場人物それぞれのスピンオフドラマ。2009年8月10日よりauの「LISMO Video」のコンテンツ内にて配信された。全5話。

プロローグドラマ・キャスト

プロローグドラマ・スタッフ

  • 制作 - ROBOT
  • 制作協力 - スーパービジョン
  • 企画・製作 - KDDI、ROBOT
  • 監督・脚本 - アベユーイチ

サブタイトル

  1. 利根川プロポーズ編(事件の5ヶ月前) - 2009年8月10日配信
  2. AYAKA誘拐編 前編(事件の2ヶ月前) - 2009年8月17日配信
  3. AYAKA誘拐編 後編(事件の2ヶ月前) - 2009年8月24日配信
  4. 北・ピアース出会い編(事件の1週間前) - 2009年8月31日配信
  5. 動物園編(事件当日) - 2009年9月7日配信

外部リンク